retifの都市探検日記(高層ビル編)

東京の街並みなどを報告します

京浜東北線桜木町駅(みなとみらい横浜美術館前の噴水)

2009-06-25 04:19:16 | Weblog
ランドマークタワーとクィーンズタワーとの間の回廊を、北へと歩いていく。
東西に伸びる、幅広の、けやき通りを陸橋で越えると、グランモール公園に入る。
そういえば、今日は、桜もまだ咲かないのに、もう、初夏みたいな天気。春を、飛び越えてしまったのかな。
その影響からだろうか、公園を歩く、観光客の様子は、うきうきしたような、あるいは、はしゃいだような、そんな感じに見える。
公園内には、小川を模したような、人工のせせらぎがあり、この初夏の陽気の中、とても涼やかな雰囲気だ。
なぜか、人工の小川の先端には、体の大きな外国人が陣取り、水の流れを、じっと、ビデオカメラに収めている。
この季節外れの暑さの中、水の流れに、心奪われる、何かを感じたのだろうか。
もっとも、しゃがむような姿勢なので、背中をちょっと押せば、そのまま、小川に、頭から落ちそうでいて、面白い光景なのだが。
そういうことなら、ということで、自分も、真似して、噴水をカメラに撮ってみる。
その噴水のまわりでは、家族連れが、水と戯れていて、本当に、今は、春先なのか、と、戸惑ってしまった。
こんな風に、時ならぬ、初夏の陽気に、皆、浮かれているのかな。
噴水の向こうには、横浜美術館。
たしか、この美術館がオープンしたのは、バブル絶頂期、横浜博覧会の頃だ。
もっとも、横浜博覧会について、覚えているのは、毎日のように関東地方のニュースでやっていた、入場者数のカウントだけなんだけど。
そのカウントのことなのだが、最後の土壇場で、予定入場者数に達して、そのとき、本当に、これで、日本も安泰だ、という感じを、よく覚えている。
今から、振り返ってみると、入場者数なんて、どうでもいいことだ。やっぱり、バブルで、日本中が、浮かれていたのだろうか。
当時は、今日みたいな、時ならぬ、初夏の陽気のような状態、だったのかもしれない。
それにしても、今日は、暑い。まるで、春を、飛び越えてしまったみたいな天気。
桜も、まだ、咲かないのに。
(2009年3月記)