桜の開花でさすがの私も浮かれた気分になって「桜シリーズ」をお目にかけた。
だが、今日は少々硬い内容の記事になる。
さあて、チベット問題をかかえ、長野での聖火リレー、そして北京オリンピックはどうなるのだろうか。
チベット問題については過去20年にわたる山形国際ドキュメンタリー映画祭の出品作品の中でも複数本上映されている。
その中でも05年の映画祭では若い在日韓国人の金森太郎さんことキム・スンヨン監督の『チベット チベット』が印象的である。
この映画については3月17日にも記事(←クリック)にして紹介したが、この記事に対し監督の金森さんからもコメントをいただいているので、ご覧ください。
実は彼とは05年の映画祭において再生土蔵の「瑳蔵」でほんの少しだけ語り合っている。確か、私は地元の人間ほど地元の問題に対して無関心であることを嘆いたのだが、彼からは「どこの国でも多くの人たちはそんなものですよ」と慰撫された。
ともかくこの映画は現在のチベット問題の理解にたいへん有益であるように思う。もっと各地で上映されることを期待する。
明日から“雲隠れ”するので、このブログは数日お休みします。