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↑ 上の写真は明善寺提供 下は関連HPより
24日~25日、東京 某会合出席のついでに築地と月島の街歩き・・・
米沢市出身の大建築家、伊東忠太博士の設計した寺院が山形市内にあるが、東京の築地本願寺も同じ昭和9年に彼の設計により建造されている。
築地本願寺の外観は見るからに日本的ではない。特に中央の本殿は古代インド様式であるが、左右の仏塔は東南アジア風に見受けられる。
それに対し山形の明善寺は完全に和式の外観である。しかし、それでも一般的な他の寺院とは様式が大きく異なっている。左右に塔楼が配置され、しかも本堂の大屋根の斜面が左右に流れている様式は日本の仏教寺院としては異例である。
この2つの寺院、インド様式と日本様式という大きな違いがあり、しかも規模においては格段の違いがある。それでも「容貌」が似通い、設計者も同じ、宗派もともに浄土真宗本願寺派(西本願寺派)であり、しかも「生まれた年」が同年であれば「性別」違いの双生児とも言えそうだ。築地本願寺が男子だとすれば山形の明善寺は女子ということになろうか。
伊東博士は明らかに「同じイメージ」をインド風を東京に、和風を郷里に近い山形に振り分けて設計したのであろう。
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↑「上左」本堂前広場では地域イベントの開催準備中 「上右」まもなく勝鬨橋と月島の街並みが見えてくる 「下・左右」月島の高層ビルの狭間に沢山の“昭和”が息づいていた まさにNHK朝の連続ドラマ『瞳』の舞台そのもの
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