古い建物見物が好きな仲間でかつて最上川船運で栄えた左沢(※)を訪れた。
僅か人口1万人台の町としては全国的にも珍しいJR路線の始発駅がある町として知る人ぞ知るまことに小さく静かな町であるが、十数人もの歩行者がぞろぞろ大挙して中心街路をねり歩いたものだから、我々の姿を見て、「船運で栄えた時代の再来か?」と、街の人々は大変驚いたようである。
それもそのはず、この街には現在もかつての繁栄を偲ばせる豪壮な土蔵群や昭和前半の風雅な外観の商家が軒を連ねているものの、我々以外には街を歩く人の姿はほとんど見当たらないからである。
やはり町外のより大きなスーパーや大型店に町の人たちは車で出かけるようになり、駅前で賑わいを見せていた全国チェーンのスーパーすら最近閉店したからである。
それはそうと、その見物記を数回に分けてお目にかけたい。
※写真「上左」古いアーチ橋 今は大型車両通行禁止 向こうの丘陵からの眺めは絶景 それゆえ「日本一公園」と称する 「上右」橋の下も蔦の紅葉で美しい 「下左」船運での繁栄を偲ばせる豪商の土蔵群 「下右」豪壮華麗を極めた豪商の蔵店 閉店してから既に数十年 歴史遺産は公共資産 保存に公的支援が望まれる
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かなり人が集まったようですね。
興味のある方が増えてきているのでしょうか。
蔵などの写真を見て繁栄されていた時を想いました。
左沢へは行ったことがないので、今度行ってみます
今頃、紅葉がきれいなことでしょう
秋が美しいのはいいですね。