「遠い」ことを山形弁では「とがい」と言う。
だから老化して「耳が遠くなる」ことを「耳がとがぐなる」という。
さらに「耳が遠くなつてしまいましたよ」という会話文は「耳とがぐなたはあ」となる。
山形弁講座からの派生になるが、山形人は駄洒落的会話においてよく「目は香澄町、耳は十日町」などとしゃべる。(前回の記事でも紹介)
つまり、「目がかすんで見えにくくなり、耳も聴こえにくくなった」という意味である。
その十日町のことだが、前日の1日の時点でも積雪はかなり多いと思っていたら、2日になったら積雪は一気に倍ほどになり、31年ぶりに90cmを超えてしまった。
これで市民は大ショック。
私のアタマもくらくらして、一気に「耳は十日町」になった感じである。
ちなみに、下の写真は前日の十日町の積雪の模様である。
昨日とその前日の双方の写真でも車道は除雪され、さらに午後にはやや気温が上がるから、車道の路面の薄い雪もほとんど消え去っていた。
でも、前日まで丁寧に除雪されていた車道のすぐ脇の自転車道はすっかり「雪寄せ場」と化していた。
ついでに昨日の山形市街地での雪模様
もう一つ。裏通りの小道沿いの古い住宅の積雪 「うがいなあ」(山形弁で「多いなあ」)
ブログ主のご指摘のように自転車専用道路に雪が溜まりこみ、足の踏み場もないないのに驚いた。道路管理の当事者はそのまま放置して置くのであろうか。緊急事態発生時の国道の混乱は想像するに怖ろしいくらいだ。
そこで商いをし、そこで生活して数百年、道路の拡張が不可能であるならば、道路は広く使用したいものである。
これは今月後半に沿道商店街の商店主たちと国土交通省との協議がなされるのと関係がありそうである。