先日、山寺立石寺の境内を包む宝珠山の雪景色を楽しんだ。
写真にあるようなアングルで宝珠山の景観を観賞できるスポットは山寺の地内でもそう多くはない。
ともかく、短時間の間に、吹雪の中に霞んだかと思えば、間もなく晴れ間が見え始め、そして一面に青空が広がって、樹林と巨岩にかぶさった雪に陽光が射して、宝石のように煌めいたかと思えば、再び吹雪の中に霞んでしまうという目まぐるしさであった。
この日は冬期間休業している施設ながら、特別に立ち入る機会が与えられたためにこのような雪景色を楽しむことができたのだが、たぶん4月以降は春から秋にかけての宝珠山の季節ごとの色彩の変化を楽しむことができるであろう。
このスポットがどこであるかについては、写真を順にご覧いただくにつれてお分かりいただけるであろう。
吹雪が止んで、晴れ間が顔を出し始める。
一面に青空が広がる。
宝珠山の景観が眺望できる二階廊下の窓。左手障子戸の内側は大広間。昔は結婚式や地区の祝賀会なども行われたという。
旧山寺ホテルを出ると、橋のそばの公園で子どもたちが作ったキティちゃんが出迎えてくれた。
二階から見える眺望はおそらく山寺でも指折りのビューポイントでしょう。
四季折々に催事があり、絵画や音楽が楽しめるようです。山寺に行けば何か心の安らぎになる、そのような催事が定期的にあることが、これから求められることになるものと思います。
冬の山寺は墨染めの世界、モノトーンで味わいのある風景を楽しみたいものです。