イザベラ・バードは完成して間もないこの西洋式の二連石橋の上で蔵王の雄姿を見つめたであろう。ここからいよいよ村山盆地が開けて行く。世界史的旅行家イザベラ・バードゆかりの数少ない構築物である。この景観を守らなければ!!
イザベラ・バードが歩いた旧街道と並行して走る山形新幹線。彼女が渡った堅磐橋は右手に隠れている。この手前の農地に巨大建築物が建つという計画があるようだが、ここは丁度、村山盆地の入口。新幹線の車窓からの眺めが心配になる。
この狭い農地に巨大建造物が建つなんて信じられない。背後の里山の景観もすっかり隠れてしまうことだろう。
上山市の中心街には旧家の長屋門が残されており、右手には空き室を活用したミニ・ギャラリーが開設されていた。そして向かい側には山形板お好み焼きの「どんどん焼き」が食べられる喫茶店があり、そこで休憩した。
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