どうも当ブログは「硬派」に属していると見られているせいか、最近はコメントすら寄せる方がきわめて少なくなったように思える。
でも、たまには見つめているだけで、すがすがしくなるような写真を紹介するのもよいのではないかと思い、わが山形の東の風景を彩る雁戸山(蔵王山系北部)の冬景色を撮影した。
私のカメラの腕はまさしくド素人の中のド素人であり、カメラもいわばバカちょん(差別的言辞?)デジカメゆえに画質もさほど良好とはいえないのだが、被写体自体がそれらを超克するほど綺麗であったと思われる。
雁戸山は標高自体はさほど高くなく、蔵王主峰の熊野岳の1841mをだいぶ下回る1484m程度であるが、その切り立つ山容はアルプスを思わせる。
しかも市街地にも近いために、市街地景観とのコントラストも絶妙である。
また、こちら側は当然山形県だが、背後が宮城県であり、太平洋側と日本海側に跨る山だと思うとスケールが大きい気分にも浸れるようになる。