超巨大ナベを使う“日本一の芋煮会”とは異なり、これぞ“正統派”の芋煮会。
確か先週も好天だったが、河川敷を埋める人の数はさほどでなかったと言える。
まさに秋晴れのもと、「民のカマドは賑わいにけり」である。
今日は一昨日に終了した山形国際ドキュメンタリー映画祭のスタッフとボランティアの芋煮会グループに飛び入りで参加した。
まあ、我が家では英語スタッフや首都圏からの映画観覧客たちに宿泊してもらったり、映画人らと我が家で語らったりしたので、我が家族も広義のボランティアと言えるのかもしれない。
映画祭は第9回までは山形市の主催であったが、今回から民営化され、NPO法人による主催となったため、ボランティアの力に負うところが格段に増した。
そのボランティアはまことに全国各地からかけつけてくれた。それだけにこの映画祭の名声が高くなっていたためであろう。
一昨日に終了したのだが、まだ山形を去らないで今日の芋煮会に参加してくれた若いボランティアも多かった。また、英語や中国語も聞こえた。
ヤマガタの名は映画祭のゆえにアジアの人々からは近年とみに高まっているから、確かに山形市民にとって山形映画祭は大きな自慢だが、市街地のすぐそばで大自然を満喫しながらの野趣あふれる芋煮会も大きな自慢である。
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