山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

盛岡に拉致?された2人の“山形人”

2007-08-27 23:00:44 | 方言
 盛岡市が主な舞台であるNHK朝の連続ドラマ『どんど晴れ』で主人公は何とか老舗旅館の若女将になれたが、今なお波乱続きのようである。
 むろんテレビドラマだから出演俳優の多くは盛岡人ではない。中には山形県ゆかりの人物も2人出演している(上の写真)。2人とも従来から東北訛りでの出演で有名である。
 あき竹城さんは米沢市出身。ダニエル・カール氏は米国カリフォルニア州出身だが、英語指導主事助手として山形県内の中学校を巡廻していたために山形弁を覚え、山形訛りで登場する外人のテレビタレントとして超有名になっている。
 むろん、2人はこのドラマでも東北訛りでしゃべるから、それが岩手訛り、盛岡訛りと勘違いされているようだが、2人の得意はあくまで米沢弁であり、山形弁である。
 ダニエル氏の場合は山形市を中心に山形県内のあちこちを歩き回っていたから、同じ狭い山形県でもほんの少し地域が違えば言葉が異なることに「日本語の多様性と奥深さ」を知り、いたく感動したようだが、山形でも盛岡でも東北弁は若者を中心に急速に衰微し続けている。
 さて、私(Mr.Tsutapata)は山形市内で2度ばかりほんの少しだけだがダニエル氏と会話したことがある。もちろん!使用言語はシェーゴ(英語)であった。オホン!

 ※ 盛岡市訪問の記事(2006/12)は下記URL(↓クリック)
  http://blog.goo.ne.jp/rekishi-huukei/d/20061206
  http://blog.goo.ne.jp/rekishi-huukei/d/20061207 
  http://blog.goo.ne.jp/rekishi-huukei/d/20061208
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