ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

○ 01-548 横浜南幸のラーメン「吉村家」

2010-12-20 | 東海道を上るラーメン
専門店 醤油:★★★★☆(訪問歴:20代)
(横浜家系の総本山的な代表格の店)

家系と来れば「吉村家」・・となる訳だが、そもそも”家系”なる呼びの発祥が解らない。
特に「壱六家」の発祥が解らないので、”家系”って何だ? となると、かなりぐらつく。
ま、それはともかく、「吉村家」の看板には”家系総本山”とあるから、「吉村家」が家系発祥の震源地なのかも知れない。

その、総本山「吉村家」、吃驚した事に行列ゼロ、普段はまづ昼飯時間には食べられない店。
前回も大幅に昼飯時間を外して行ったけれど、かの有名店も時間さえ外せばなんとかなる感じ。

家系と言えば、客の注文を呼び返すことが大きなパフォーマンスだったけれど、
最近それをやる店が少なくなった。
最近行った「はま家」では、何とウエイティングの客と処に注文を伺いに!
何と、家系もスマートになった事か??

そしてこの総本山の「吉村家」でも、其れが無かった。
ガラガラだから、パフォーマンスにならない?? という事かも知れないが、
やっぱり家系はあれがなくちゃ!!という気がする。








簿外ラーメン 横浜橋の「とんぱた亭」

2010-12-19 | 閉店ラーメン店
最近、テレビでのB級グルメの番組で紹介していた横浜橋の「酔来軒」に行った時、
気がついたのだけれど、
”あれっ、とんぱた亭が消えている!”って感じ。
場所の記憶違い?? かと思ってその周辺を往復して見たのだけれど見つからない。
何だか、キツネに抓まれた感じで帰って調べたら、どうやら閉店した感じ。
当に”ありゃりゃ!”という何とも悲しい思い。

確かに「とんぱた亭」には久しく脚が遠のいていたけれど、横浜では結構知られた店だった。
タイプとしては家系豚骨醤油、それもかなり濃厚なのに何故か中太ストレート麺、
酒井製麺だったから、家系の味ではあったけれど、”家”の名も付いていなかったから
”家系”では無かったのかも知れない。

昔、酒井製麺のお兄ちゃんに、”ウチは家系しか納めない”という話をきいた。
それはどうやら、「吉村実」の厳命だったらしいのだが、何故か「とんぱた亭」は酒井製麺だった。

個人的な味の好みとしては、そんなに好きなラーメンでは無かったけれど、
店内はとても綺麗(清潔)で、家系らしからぬ外装も気に入っていたし、
種類もあって楽しい感じだった。
「とんぱた亭」は、片倉町に本店があったけれど、そちらも閉店してしまったのだろうか?

何れにしても、かつては横浜では知られた店が無くなってしまったのはとても寂しい。


□04-449 金沢八景のラーメン 「横横家」

2010-12-17 | 環状2号を南下するラーメン
家系 醤油:★★★★☆(訪問歴:4)
(吉村直系の店)

吉村直系の店というのは神奈川に5,6軒あると思うのだが、ここには店長が二人いる?
一説によると一人は東大卒で、一人は脱サラとの事だが、どっちがどっちだか分からない。
どっちにしても、田仲さんも大場さんも、そうは見えない。
人はみかけによらぬもの、風体・人相で決めつけてはいけない・・のだが、
どう見ても、族出身、昔単車転がしていた族上がりにしか見えない・・のだが・・。

それにしても、ここのお二人は吉村学校の優等生だったという噂、僅か半年の研修で、
あの吉村の店を任されたというから凄い人物である事は確かの様だ。

で、此処のラーメン、やっぱり”吉村直系”という感じ。
本当の事言って、”味薄め”位が丁度いいかなと思うのだけど、そうすると旨みが無くなってしまう。
やっぱり、絶妙な処で出来ているのだ!と妙に感心してしまう。
ま、当たり前の事なのだけど。

◎ 戸塚のラーメン 「しんの助」

2010-12-15 | 東海道を下るラーメン
専門店 肉そば:★★★★☆ (訪問歴:5)
(戸塚で一番美味いラーメン店)

この店は”原チャリ”訪問圏、距離的にもそうだが、駐輪が結構難しい。
歩道に止められないことも無いけれど、大型だと一寸気が引けるからやっぱり”原チャリ。
比較的近場ではあるが、或る意味半端という事もあって、あまり行った事が無いのだけれど。

この店の看板は「中華そば」、ラーメンでも無く支那そばでも無く中華そば、
それは単なるイメージの問題だけれど、昔のでは無く、現代的中華そばという感じ。
メニュー的には「得そば」が気になるけれど、値段もいいし本当に得かどうか、中々勇気が出無い。
で、あれば、この際一番高い「肉そば」に・・、その方が踏ん切りがつくというものだ。

で、その「肉そば」、魚介の風味が香る和風豚骨、値段は千円札だしたら10円のお釣?・・
何だか釣銭、”間違いではないの?”という感じ、間違いで無ければ990円という事になるのだが・・。
感触的には、サラッとしたような口当たりの軽い円やかでバランスのいい中華そば、
味的には文句無しだけれど、穏当に、お釣り間違って無いのかな?

「肉そば」というのは、所謂「チャーシューメン」、中華そばの値段から逆算すると、
この叉焼が300円する事になるのだが、この叉焼がまた美味い。
千円で十円のお釣りというのは高過ぎ!という感じがするけれど、この焼又だけ見れば
300円の価値は十分にある。

麺は自家製か、或いは三河屋製麺かも知れないが、どっちにしても中々いい麺で、
スープにピッタリ合っている感じだし、薬味代わりの焦しネギが又いいアクセント。
何しろ「チャーシューメン」という贅沢なものは滅多には食べれないのだけれど、
この叉焼は贅沢に豪勢な気分になれる。
・・のだが、お釣りが10円とは、やっぱり我が懐にとっては高過ぎ!!

□06-228 高砂町のラーメン「ぺーぱん」

2010-12-13 | 16号を南下するラーメン
専門店 醤油(叉焼):★★★★☆(訪問歴:5)
(横浜では昔から有名な珍しい旭川ラーメン)

此処のラーメンへの訪問は三年繰り、基本的には旭川ラーメンというのは苦手
・・というよりは美味いラーメンに出合った事が無い
・・・というよりは、不味いラーメンにしか出合った事が無いのだが・・・。

そもそもが苦手なので、流石にとは言い難いが、ここのおばちゃんは悪く無い。

武内伸の「何回もいきたくなるラーメン店100」は一寸云い過ぎだが、”偶に行きたくなるラーメン店”には違いない。
石神本の”殿堂入り店”という処が気に入らないが、豚骨臭も無く割とすっきりしたラーメンで、
旭川ラーメンの中では美味いラーメン。
多々、やっぱり、加水の無いボソボソした麺はどうも苦手、最大の問題はやっぱり醤油だ。
この醤油が苦いと感じた時は、このボソボソ麺との組み合わせが最悪な時、円やかに感じた時は、
一番美味い時、元々シャープさが売り物だけに、この辺は結構微妙なところ。
値段は、醤油ラーメンで700円、相場感としては少し高めだけれど、独特な味わいに
結構ラーメン通にはフアンも多く、横浜では昔から通好みの有名な店。

此処で一番美味いのは白いジナチク、これは天下一品、このシナチクにはスープは
バッチリと合う。
此処で一番不味いのは塩ラーメン、悪い事は言わない、絶対に止めた方がいい。
世間広しと言えど、これだけ不味い塩は古今東西”アリエナイ”。

境木のラーメン 「三喜亭」

2010-12-12 | 東海道を下るラーメン
ラーメン食堂という感じの店だった。
だったと決めつけてはいけないのかも知れないけれど、
この一、二カ月の間に十回近く行って、いづれもシャッターが下りているから、気配として
閉店してしまったと思われる・・と思っていたのだけれど、コメントを頂き訂正。
2月12日現在、営業を確認、どうもすみません。







桜木町のラーメン 「麺一筋 」

2010-12-09 | 16号を南下するラーメン
専門店 醤油:★★★★☆ (訪問歴:3)
(横浜では珍しい尾道ラーメン)

そもそも本物の尾道ラーメンなるものがどんなラーメンなのか未だ知らない。
播州の麺は”美味く無かった”という関西時代の先入観があるのだが、
此処はフランチャイズの店なのだろうか?
タレント片岡鶴太郎をマネージャーにしたスーパーフライ級の畑山隆則の店だとも
云われているからその可能性はある気がする。

この店がオープンした時は、かなりの行列だったので、全然入る気にはならなかったのだが、
今は昼時でも行列は無かった。

尾道なので基本は醤油なのだろうが、以前と違って味噌ラーメンも塩ラーメンもあるし、他にも色々。
迷い過ぎる位にあって食べる前から疲れそうだが、尾道ラーメンに来て尾道以外を食べる
気には毛頭馴れない!
苦手な尾道だけれど、それでも尾道に来たら尾道でしょう! って事。

此処のラーメンは所謂「味玉ラーメン」、瀬戸内の小魚でダシをとってる?のか
魚介風味がとにかく強烈、魚介がダメな人は一口で退散するな、って感じ。
麺は”普通”と”ふと麺”が選べるが、尾道ラーメンっていうのは太いのが正解らしい。

魚介スープはローカル感が楽しかったけれど、やっぱり”ふと麺”は効いた。
平打ちだからまだしも、あれが丸だったらどうにも噛みきれないに違いない、という感じ。
実に食べにくい麺だけれど、味自体は悪く無い。
尾道は苦手というトラウマから少しだけ開放された、そんなラーメンだった。

ラーメンデイトの極意

2010-12-08 | 要介護兵の 備忘録
初めて彼女とデイトする時、食事は何処に連れて行ったらいいのだろう?

ラーメン屋に行きたくても、そこは必死に堪えて、最初はやっぱりイタリア料理位から始めるのが、勝組のパラーン。
で、負け組のパターンは、最初のデイトからラーメン屋、 此れは大体パンンする。

男にとって気楽に入れるラーメン屋は、女性にとっては”一人では入り難い”らしい。
だから、エスコートしてあげると喜ぶし、頼りがいのある男として評価される。

然~し、だからと言って、其れで彼女に気に入られた・・・なんて勘違いしてはいけない。
効き目があるのは最初の一、二回、3回も続けようなら明日は無い。
毎回ラーメンに連れていかれたら、頼れる男から情けない男に急降下、4回目のデイトはあり得ない。

だから、ラーメンフェチの女性を彼女にするのが一番が一番賢明!!
・・なのだけれど、一人でラーメンを食べに来ている女性を見かける事は、まず無いし、
とかくラーメンでデイトは難しい!!

蕎麦 かえし

2010-12-07 | 男の料理 女の料理
ソバを作る時に序にかえしを事前に作ってあるととても便利、それこそ3分間料理という感じ。
一々希釈を考えなくても、そうめんでももりそばでもかけ蕎麦でも簡単。

作るにはペットボトルを使うと便利、水とかお茶とかの後の空のペットボトル(2Lの四角い奴が便利)の肩に
油性マジックで線を引いて、底との真ん中にもう一本、更にその間にもう一本、という具合に引いて行くと
250ml単位のメジャーになる。

反しの作り方:
1750mlのライン迄醤油を入れたら、それを鍋に移して、砂糖300グラムを加えて加熱しながらゆっくりと混ぜて溶かす。
みりんを500mlのライン迄入れて、其れを鍋に加えて軽く沸いたら表面のアクをとり、火を止めらら出来あがり。

蕎麦を食べ終わって、食器を洗い終わったら、残りをペットボトルに移すと丁度満タンになる。冷蔵庫で保管は一ヶ月は十分持つ。

そうめん、そば、うどん、汁の濃さは出汁で適当に調整、出汁は粉末が簡単だけど、
かえしさえあれば、作っても茹でながら同時進行、マジで3分間クッキングという感じ



簿外ラーメン 下永谷「やみつき家」

2010-12-06 | 閉店ラーメン店
下永谷のラーメン激戦区にあった店。

ここ最近、環状2号を走って、なんとなく見過ごしていたのだが・・
というより、新しい店が出来て、あれ? 此処、前何だったのだろう?とは思っていたのだが、
まさか其処が「やみつき家」だったとは!!

それにしても、一寸脚がはやすぎない?
何だか時計が三倍速で回っている感じ、夢見ているのか、錯覚しているのか? って感じ。
ここの店の初代(だったと思う)は「寺田家」、本店を清水橋に移した頃から、がくんと味が悪くなって、閉店。
次代は、「麺屋 道楽」、やや線の細い店だった。
で、三代目が「やみつき家」だと思う。
今年の2月ごろオープンしたと記憶するが、秋にはもう閉店していたという事?

「やみつき家」というのはチエーン店だったのだろうか?
平戸桜木町道路の黄金町にも5年位前にオープンした店が有ったけど、そこも結構代替わりが多かった。
初代は知らないけれど「風の子」という店があった所、その後かなり代替わりして、
「龍家」になって、その後が「やみつき家」だった気がする。
何れも家系、或いは亜流家系だたので、或る意味では色々家系が楽しめた訳ではあったけど。

下永谷の「やみつき家」も家系と言えば家系だけど、「壱六家」とか「吉村家」とは
かなり違う家系で、それはそれで美味かった。
基本的には三種類の味があって、”黒やみ”と呼ばれるマー油のラーメンが売り物。
結局、二種類しか食べて無い内に閉店、なんだか”キツネにつままれた”みたいな気分。
黄金町のほうは健在なのだろうか? 

下永谷の「やみつき家」、ちょっと珍し系の家系だったので一寸残念。
跡地は現在は何屋だかよく分からない”食堂”、まあ、定食屋もあっていいと思うけれど、
イマイチ売り物がはっきりしないのでチョト心配。
いずれにしても、下永谷の激戦区、相変わらず「環2家」が一番人気という感じ。

〇02-409 境木のラーメン 「大雅」

2010-12-05 | 東海道を下るラーメン
中華食堂 五目そば:★★★★☆ (訪問歴:多数)
(普通に普通の街の中華そば屋さん)

五目そばというのはラーメンと違って具沢山、その分値段も高いけれど絢爛豪華。
大体何処でも五目という事は無い、六目、七目、いや下手したら十目はあるかも知れない。
こうなると、一体何を食べているのか分からない。
少しづづ色々と・・、いかにも女性好みのラーメンという感じ。

五目そばというのは昔からあるけれど、大体大晦日の年越しとか、
大事なお客さんが来た時に出前で取るくらいなもの、店で食べるなんて事は
アリエナイ世界の食べ物だったのだが。

然し、最近、ラーメンの値段が凄く上がった。
千円近いラーメンも珍しくは無い・・となると見なおされるのが五目そば。
具が中心という事もあるけれど、それはそれで下手に高いラーメンより無難に美味い気がする。

◎厚木のラーメン 「慶」

2010-12-03 | 246を横断するラーメン
専門店 味噌:★★★★★(訪問歴:2)
(ラーメン屋のラーメンというよりはレストランのラーメンという感じのラーメン)

此処の味噌ラーメンは美味い。
余りにもオシャレな味なので一寸らーめんぽく無いけれど、兎に角美味い。
如何にも味噌味噌したプリンシプルなラーメンもいいけれど、伽磨いた肌理の細かいのもいいもんだ。
ともあれ、久しぶりの完食、味噌で★★★★★の完食は中々出るものじゃない。
作風的には大阪の洋風ラーメンと通じる物があったが、こっちの方が上手い!!という感じ。
とりあえず、満足!! 





□有楽町のラーメン 「谷」

2010-12-02 | 越境するラーメン
食堂 醤油★★★★ (訪問歴:2)
(戦後の有楽町、そのまんまとう感じのガード下のアーメン)

味的には物資の乏しかった戦後とは違って色々材料的には恵まれている時代だから
それないりには違うのだろうけれど、それでも気分はレトロ、なかなかいい感じのラーメン。
流行を全く無視しているラーメンで、醤油が尖がっていないので穏やかで心地いい。
客層はかつての高度成長期のサラリーマンという感じ、哀愁のラーメンを楽しんでいる感じがまたよかった。
最近は滅多に来ない有楽町だが、また来たら食べてみたい、そんなラーメンだった。




▽04-105 下永谷のラーメン 「ラーメン本舗」

2010-12-01 | 環状2号を南下するラーメン
専門店 熟成醤油:★★★☆☆(訪問歴:4)

ここのラーメンは以前、2歳のチビが「不味い」と騒いでバツが悪かったという曰くつきの店なのだが、
まあ、チビに不味くても大人に不味いとは限らない。
この店は平戸にあった「味道楽」が00年の暮に越してきて、『ラーメン本舗』と名称を変えた店、
井土ヶ谷の「味道楽」に味は似ていた気がするけど、6年振りだから大分変わったかと寄ってみた。

一見家系だが、家系では無くただの豚骨醤油、この辺は以前と変わっていない。
豚骨が前面に出ていて醤油との相性は今一だし、コッテリしすぎていて、豚骨以外の味が無いのも同じ。
麺は長多屋製麺所の中太ストレート、壱六家系でも使っているが、基本的に此の麺は好きじゃない。
壱六家系はともかく、此処のスープだと博多系の細い麺にした方がまだ合いそう。
具は叉焼、もやし、ほうれん草、海苔、刻み葱で、まあまあそこそこだけれど、叉焼が
肩ロース大判なので、値段的には御買い得感はあるし、微かに八角が漂って悪く無い。

全体として長多屋の麺は嗜好の問題としても、スープの方はどうかな・・って感じの一杯。


□ 市澤くぬぎ台のラーメン 「太陽軒」

2010-11-30 | 環状2号を北上するラーメン
中華食堂 ラーメン:★★★★(訪問歴:3)
(普通の中華食堂の普通のラーメン)

最近は歳のせいか、新しいラーメンよりも、普通に普通のラーメンに凝っている。
普通に普通のラーメンは普通に普通のラーメンだから、味や値段や雰囲気も普通に普通、
特に特記する事の何もないのラーメンが、普通に食べたいという感じ。

時々は美味いラーメンが食べたいと思う事もあるけれど、美味いラーメンって結構体力がいる。
その点、普通に普通のラーメンは疲れないだけでもありがたい。

此処のラーメンは其の普通に普通のラーメン、その割には一寸高目だけれど、まあ、ボリュームもあるし許容範囲。
それだけのラーメンだけど、普通に満足、そういう意味ではいいラーメンだった。