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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「環境の日」と「世界環境デー」

2010-06-05 | 雑学
昨日は、退陣した鳩山総理に代わって、新総理大臣に菅直人さんが就任しました。
しかし、今日、このことを取り上げると政治の話題が続きますので、今日は別のテーマについて書きます。

今日、6月5日は「環境の日」で「世界環境デー」です。そこで、今日は「環境の日」について調べました。

「環境に日」は、環境保全に対する関心を高め、啓発活動を図る日として制定されたもので、「世界環境デー」は、国連による国際的な記念日でもあります。
その由来は、1972年(昭和47年)6月5日からスウェーデンのストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたもので、1972年(昭和47年)12月15日に、日本とセネガルの共同提案を受けて、6月5日が「世界環境デー」として制定されました。
日本では、平成5年に制定された「環境基本法」が「環境の日」を定めています。

環境基本法は事業者および国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨を明らかにし、国、地方公共団体等において、この趣旨に相応しい各種の行事等を実施することとしています。

日本では、環境省の主唱により、平成3年度から、6月1ヶ月間を「環境月間」とし、全国で様々な行事が行われています。
世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われるようです。

今年の「世界環境デー」のメイン式典は、東アフリカにあるルワンダで行われることに決まっています。
ルワンダは、世界的に希少なマウンテンゴリラが生息するなど、豊かな環境に恵まれた国で、環境政策にも積極的に取り組んでいることが評価されたようです。
また、貧困、土壌劣化など様々な問題を抱える一方で、ソーラー発電やバイオガス発電といった再生可能エネルギーの開発など、前向きな戦略づくりにも取り組んでおり、更に、レジ袋の禁止、全国規模の環境クリーンアップキャンペーン、チンパンジーを保護するための回廊づくりなどでも国際的に知られています。

今年の「世界環境デー」のテーマは、人類にとってかけがえのない、生物種や生態系の豊かさに着目し、
  「多くの生物種。一つの地球。一つの未来」
となりました。このテーマは、国際生物多様性年をサポートするものでもあります。

「世界環境デー」の6月5日には、世界各地で、植林、地域の清掃活動、カーフリーデー生物多様性をテーマにした写真コンテスト、バードウォッチング、展示会など様々なイベントが開催される予定だそうです。




「箱根空木(はこねうつぎ)」の花

2010-06-04 | 
今日も大阪南部の熊取・長池公園に咲いている花、「箱根空木(はこねうつぎ)」の花をご紹介します。
                                                                                                                                                      「箱根空木(はこねうつぎ)」は吸葛(すいかずら)科、タニウツギ属の落葉低木で、日本原産の固有種です。
北海道南部から九州にかけて、各地の沿岸部に分布しており、特に静岡県に多いといわれています。
名前の由来は、産地とされていた箱根からと言われていますが、実際には誤認命名であり、箱根では低地に僅かに自生するだけのようです。

・これが「箱根空木(はこねうつぎ)」の花です。


「箱根空木(はこねうつぎ)」は海岸に近い山地に生え、高さは4~5メートルにもなります。
花が艶やかなので、庭木などによく植えられているようです。

・「箱根空木(はこねうつぎ)」の葉は楕円形で対生しています。


「箱根空木(はこねうつぎ)」の花色は蕾の時は白色で、次第に赤色に変わっていきます。
1本の木や枝に白花や赤花をつけることから、別名「源平空木(げんぺいうつぎ)」とも言われています。

・蕾の時の白色から、次第に赤色に変わっている「箱根空木(はこねうつぎ)」の花です。


花期は5月中旬から6月中旬で、枝先や葉腋(ようえき:葉の付け根)に花径2~3㎝、釣鐘状で5裂した花を2輪から8輪つけます。

・赤色に変色した「箱根空木(はこねうつぎ)」の花です。


空木(うつぎ)の名は、茎が中空であることからつけられたようですが、芽が付く節の部分は埋まっていて中空ではないようです。
ちょうど竹のような構造になっています。





鳩山総理退陣

2010-06-03 | 時事

昨日、畑でラジオを聞いていたところ、鳩山総理大臣が党の両院議員総会で辞任する意向を示したことが報じられ、一日中このニュースが流れていました。
街では新聞の号外も配られ、街頭インタビューでは、びっくりする人、辞任を惜しむ人、辞任は当然だと言う人、遅すぎたと言う人などさまざまでした。

鳩山首相の辞任発表では、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で社民党の連立政権離脱を招いたことや、自身の政治資金団体をめぐる「政治とカネ」の問題の責任をとり、「職をひかせていただく」として辞意表明し、同時に、小沢幹事長にも「政治とカネ」の問題で辞任を求め、幹事長も了承したと言うことです。
昨年の衆議院選挙で「政治主導」を掲げて民主党が圧勝し、9月に鳩山政権が発足しましたが、僅か8ヶ月余りで終止符を打つことになりました。

こうなったのも素人内閣と言われた鳩山内閣では当然と言えば当然かもわかりません。
総理は「友愛」と言う名の理想ばかりを述べて自分の言葉に責任を持たず、八方美人を貫き、そして八方塞に陥って現実に押しつぶされてしまったように思います。
更に、各閣僚は自由勝手にバラバラに意見を述べ、閣内統一が見られず、行き当たりばったりのドタバタ内閣でした。

振り返ってみれば、この8ヶ月間の民主党政治は事業仕分けで拍手を浴びたものの、昨年の衆議院選挙のマニフェスト(公約)は次々と後退し、選挙目当ての財源なきバラマキ政策と、予算配分での小沢幹事長の党利党略政策が中心だったように思います。

思いつく付くままにままに書き出しても次のようなことがありました。
・CO2の25%削減
 CO2の削減では事前のすり合わせもないまま25%削減を国際公約とする無謀な演説をしたこと。

・政治とカネの問題
 自身の「政治とカネ」の問題については、検察からの資料が返還され次第公表するとしていたにも拘らず、あっさりと約束を反故にしたこと。

・ガソリン税暫定税率の廃止
 野党時代の一昨年4月、ガソリン税の暫定税率延長では廃止を主張して自民党にあれだけ抵抗しながら、政権をとった今年は、廃止どころか名称を地球温暖化
 対策税に変えて存続させ、更にその一部の税収を使用して高速道路を建設することまで決めました。

・高速道路の無料化
 高速道路の無料化については、実験と言う名目で通行量の少ない地区で実行すというアリバイ工作をし、そのほかの地区では実質値上げの制度を導入しようと
 までしていました。

・普天間飛行場の県外・国外移設
 普天間飛行場の問題は既にご承知のとおり、最低でも県外、国外に移設と言って沖縄県民の期待を煽りながら、結局前政権の辺野古沖に戻ってくる始末です。

・子供手当てや高等学校の授業料無償化
 子供手当てや高等学校の授業料無償化についても問題があり、十分な審議もないまま法案を成立させたこと。

・在日外国人参政権の付与
 在日外国人参政権の問題でも、強行に法案を通そうとしている事。

・郵貯の預け入れ限度額の引き上げ
 郵貯の預け入れ限度額については、かつては500万円に下げると言いながら、逆に2000万円に引き上げる法案を衆議院で通過させたこと。

・国家公務員の人件費を2割削減
 国家公務員の人件費を2割削減と言いながら、組合の抵抗で給与法の改定ができず、給与を下げずに事務次官を降格し、新たに事務次官を任命することで人件費
 を増大させる法案を通過させていること。

・天下り禁止
 天下り、渡りの全面禁止と言いながら、郵政社長に元大蔵事務次官を起用したこと。

・農家の戸別所得補償制度
 この制度に参加するすべてのコメ農家には、米価水準にかかわらず、全国一律の定額補償が10アール当たり1.5万円が支払われるというもので、選挙の農業票
 目当てのバラマキ制度です。

・宮崎の口蹄病問題でも発生から1ヶ月以上も経ってやっと宮崎県を訪れるなど、対応が余りにも遅いこと。

・総理の言葉の軽さ
 自分のいった事は党の公約ではなく、党の代表・総理の言葉だと言って公約を否定したり、野党時代の「秘書の責任は議員の責任だ。私なら議員辞職する」する
 と言いながら、自分のことになると、辞職どころか責任もとろうとしない、所謂、他人に厳しく、自分に優しい無責任さ。
など、パフォーマンスが余りにも多すぎました。

総理大臣の言葉がこれだけ軽く、無責任で、くるくる変わるようでは国民の支持を得られないのは当然でしょう。
次に総理大臣になる人には、党の事よりも現実を見つめた国民のための政治をしっかりとして欲しいものです。



 


「子供手当て」支給開始

2010-06-02 | 時事

鳩山政権の目玉施策である子供手当ての支給が昨日から始まりました。

子供手当ては、民主党の昨夏の衆院選マニフェスト(政権公約)で、手当支給額を「子ども1人当たり年31万2000円(月額2万6000円)」とし、10年度はその「半額」として、中学生以下の子供1人あたり月1万3千円が支給されるものです。

昨日から始まった6月の支給は4月、5月の2か月分で、今月中に全国の自治体で順次支給され、今年度の残りは10月と来年2月に4ヶ月分ずつ支給され、残り2か月分は来年度に支給されます。
しかし、問題なのは支給要件です。
支給要件の「国内に住所を有する者」と言う項目は、外国人でも日本に住民票があれば、海外の母国に子供がいても支給され、逆に日本人でも親が海外に居住していれば、子供が日本に住んでいても受け取ることができません。

受給者数は、前政権の児童手当より500万人多い1735万人の子供が対象で、給付総額は2兆2554億円に上るようです。
政府は11年度以降、満額支給を目指していますが、総額5兆円強という巨額の財源が必要となり、財源確保のめどは立っていません。

鳩山政権は子供手当ての目的として、「少子化対策」から「福祉施策」、「景気対策」まで、その場しのぎの説明を繰り返してきました。
そもそも、民主党が子供手当ての創設をマニフェストに書いたのは平成17年9月の衆議院選挙のときで、そのときは月額1万6千円だったと思います。
この財源には、配偶者控除などの廃止で捻出した3兆円を当てるとしており、月額の根拠は中学生以下の子供の数で割って計算した金額でした。

ところが、平成19年7月の参議院選挙で、当時の小沢代表が月額2万6千円に引き上げました。
この増額した1万円についての財源は明確でなく、昨年の衆議院選挙に引き継がれて「無駄の排除」で手当てするとされました。
しかし、事業仕分けによる無駄の排除だけでは財源の確保はできず、初年度から赤字国債に頼るしか方法はありませんでした。

昨日のニュースを見ていると子供手当ての使い道として、「旅行に行く」「美味しいものを食べに行く」「貯金をする」などが殆どで、「子供の塾などの費用にあてる」など、「子供のために使う」と答えた人は僅かでした。
このことはアンケートなどで法案成立の前から予想されていたことでした。
にも拘らず、民主党は数に物を言わせて法案を成立させたものです。

無駄の排除で賄えなのであればその前に、国会議員の定数削減、歳費の削減、国家公務員の人件費の削減、天下り・渡りの禁止などの経費削減で子供手当ての財源として欲しいものです。
財源を赤字国債に頼ってまで子供手当てを支給することの必要性が本当にあるのか疑問に感じます。

結局、小沢民主党は、昨年は衆議院選挙の票集めに子供手当てを利用し、そして今年は、7月の参議院選挙を前に、十分な制度設計の審議もしないまま6月からの支給を始めたもので、一度ならず二度までも選挙目当てのバラマキを行って票集めをしようとしています。

選挙至上主義の小沢民主党のバラマキ政策によって、民主党政権の4年間で日本がギリシャのように破綻しないことを願っています。




ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)の花

2010-06-01 | 

今日は大阪南部の熊取・長池公園に咲いている「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」の花をご紹介します。

「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」は、アカバナ(赤花)科、マツヨイグサ属に属する多年草です。
原産地は北アメリカ中南部で、日本には大正末期に観賞用として渡来したようです。
月見草やマツヨイグサの仲間ですが、昼間に開花することからこの名前がつきました。

・ピンク色がきれいな「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」です。


「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」の花は、初めは白色で後に桃色になりますが、初めから桃色に咲く品種のものを「ヒルサキモモイロツキミソウ(昼咲き桃色月見草)」と言うそうです。
栽培される多くは「ヒルサキモモイロツキミソウ(昼咲き桃色月見草)」のようです。

・下に長く十字形をしているものが雌しべです。


「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」の草丈は30~60cm、葉は鋸歯の披針形で互生し、5月~7月頃に、花径4~5㎝の白色または淡いピンク色の花を上向につけ、花弁は4枚で、8本の雄しべと十字形をした雌しべがあります。
月見草は夕方開花し、朝にはしぼむ一夜花が多いですが、「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」は名前の通り昼に咲き、2~3日はしぼまないようです。

・互生している披針形の葉です。


「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」は生命力が強く、野生化しているのも多くあるようです。

「花言葉」・・・ 固く結ばれた愛情、自由な、無言の愛