らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

水無月と和菓子

2021-06-03 | 趣味

一昨日から6月に入りました。
当地区では6月中旬には田植えが始まりますが、毎年、当地区で一番早く田植えをすることで知られているF氏はすでに田植えを終えたようです。

「水無月の由来」
ところで、6月は陰暦では「水無月(みなづき)」と言いますが、梅雨の時期で降水量が多い月なのに何故、「水無し月」と書くのでしょうか?
今日はその由来について調べました。

調べてみると、「水無月」の「無」は「無い」という意味ではなく、 「の」の意味合いで使われている助詞なのだそうです。
6月は田植えに水が必要なことから、「田に水を引く月」、即ち、「水の月」で、「水無(の)月」となったと言うことです。

・田植えが終わったF氏の田んぼです。(ここに隣接して私の畑があります。)


「和菓子・水無月」
一方、「水」とは関係がありませんが、関西ではよく知られている京都の名産品に「水無月」という和菓子があります。
京都ではこれを6月最後の日に食べる習慣があるようです。
水無月は三角の形をした和菓子で、ういろうに小豆をのせて固めた、羊羹のような寒天のような食べ物です。

・京都の和菓子・水無月です。(ネットより)


「和菓子「水無月」の由来」
和菓子「水無月」の由来は、旧暦の6月1日に氷を食べることで、夏バテを予防するという風習から来ています。
6月1日に氷を食べて夏バテ予防を祈願するのは、元々、室町時代の宮中で行われていた行事でした。

この行事を行うことによって暑気払いをしていたのですが、当時の庶民には高級品である氷を入手することができませんでした。
その代わりとして、氷に似たお菓子を食べることによって、夏バテ予防をすることになったのだそうで、
それが和菓子「水無月」の始まりでした。
三角形の形は氷のかけらや氷の角を表しており、小豆は邪気払いや悪魔祓いという意味で乗せられているそうです。

美味しそうですね。
水無月(6月)の蒸し暑さを、冷えた水無月(和菓子)を食べて、夏バテ防止を試みてみたいです。

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2 コメント

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水無 or 水有  (もののはじめのiina)
2021-06-03 09:32:43
「水無月」は、夏向けの和菓子ですね。食べたいiina~♪

> 「田に水を引く月」、即ち、「水の月」で、「水無(の)月」となった
陰暦のためずれ込んだ季節を、文字とおり「水の無い月」と思ってました。水無と水有では正反対ですから、ややこしいです。

きのう、梅雨入り前の晴れ間を利用して神奈川県相模原公園に行き、そこの「水無月園」に寄ると花しょうぶが最盛期でした。
いずれいたします。

「 etc  」は、この記事ではETCカードではなく、その他、等、等々のことです。

おはようございます (siawasekun)
2021-06-05 00:59:11
素敵なショットと解説から様子、雰囲気などが伝わってきました。

ご紹介、ありがとうございました。

新型コロナウィルスの感染予防、日々、大切ですね。
密閉、密集、密接をしっかり避けて、予防しましょうね。

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