らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「ヒャクニチソウ(百日草)」

2010-08-28 | 
今日は猛暑の夏にはぴったりの花「ヒャクニチソウ(百日草)」をご紹介します。

「ヒャクニチソウ(百日草)」はキク科の一年草で、学名をジニア・エレガンス(Zinnia elegans)と言い、ジニア属の代表的な草花です。
原産地はメキシコで、日本には江戸末期の1862年(文久2年)頃に渡来したと言われています。

「百日草」の名前の由来は、開花期が百日とも言われるほど長いことからこの名前が付けられたそうです。
また、別名を「浦島草(うらしまそう)」とも言われており、こちらも花の寿命が長いことからこのように呼ばれているようです。

・真上から撮影した「百日草」です。
 花の中心部の筒状花がきれいな5弁(黄色い弁)になっています。


「ヒャクニチソウ(百日草)」は草丈50㎝~80㎝、花径は5~10㎝、花色は赤、橙、桃、黄色、白色等があります。
花期は5月~9月で夏を代表する花の一つと言われており、夏、花が少ない時期によく花を咲かせてくれて花持ちもいいので重宝されているようです。
ジニアは日が短くなると花をつける短日性の植物です。そして、エレガンス(優雅な)という名前が付いているとおり、花色・花の形なども豊富で開花期間も長く、古くから花壇用や仏花用に作られているそうです。

以下、「ヒャクニチソウ(百日草)」の蕾から種ができるまで、順を追って撮影しました。
・開き始めた「ヒャクニチソウ(百日草)」の蕾です。


・開花後、花弁がまだ開ききっていない花です。


・黄色の雌しべがたくさんあって一番きれいな頃の「ヒャクニチソウ(百日草)」です。


・日が経つにつれて黄色い5弁の筒状花が減少してきます。


・総苞(そうほう)が次第に盛り上がり、黄色い5弁の筒状花が中心部に集まりました。 蝶が蜜をついばんでいました。


・そしてついに黄色い5弁の筒状花が一つになりました。


・花弁も枯れて茶色の総苞(そうほう)だけになりました。この中に種子ができています。このこぼれ種が来春、発芽して花を咲かせてくれます。


・次々と蕾ができては開花する花期の長い「ヒャクニチソウ(百日草)」です。




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3 コメント

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オシャレな花 (iina)
2010-08-28 08:45:28
>写真で見た限りでは木の模様かと思いました。
真に、木の模様がたまたまフクロウに似ていましたぁ。

百日草は、黄色の雌しべが百日かかって種子を落とすと面白いのですが・・・。
1枚目の写真は、オシャレな花ですね。
可愛い♡ (ミミロル)
2010-08-28 08:57:12
1枚目の写真をみて、もう目がハートになりました!!
すごく可愛い!こんな花見たことありません。
ヒャクニチソウってよく聞く花の名前なのに、見たことないなんて!
でも自然界でこんなに色鮮やかで可愛い花が作れるなんて今更ながら感動です。
私も植えてみたい花の一つになりました!
Unknown (ちいちゃん★)
2010-08-28 15:49:22
この花もよくうちにありますよ!
ほかの花より、茎や花や葉がとてもしっかりしているんですよね。
これはおままごとよりは生けるほうに向いているのかなぁ・・・?

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