らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

コンニャクの木

2023-06-19 | 家庭菜園

皆様は、こんにゃくの木をご覧になったことがありますか?

我が家のコンニャク栽培は、十年ほど前に実家からこんにゃく芋を持ち帰ったことに始まります。
そのコンニャクが私の畑に2株芽を出しているのでご紹介します。

「こんにゃく芋」
先ず、こんにゃく芋は下の画像のような芋です。
この芋を煮てコンニャクを作るのですが、この芋は大き過ぎたので半分をコンニャクに、残ったこの半分を植え付けました。
中心の突起が芽で、これが伸びてコンニャクの木になります。

・2015年の画像です。


以前は下の画像のようにたくさんのコンニャクの木がありました。

・この画像は2016年のコンニャクの畝です。


しかし、その後、そのまま放置していたことから次第に減少し、今年は下の画像のように、奥側50㎝ほどの木と手前15~16㎝ほどの2本のコンニャクの木だけになりました。

・今年出芽した2株です。


こんにゃくの木を上から見るとこのように広がっています。


「コンニャクの花」
コンニャクの花は4年以上の芋に咲くようです。
我が家のコンニャクは実家から持ち帰ったものだったので、多分3~4年以上の芋だったのでしょう。
よく咲いていました。
しかし、それ以降は花が咲いたのを見ることがありません。
その前に茎が枯れてしまいます。

・これが4年物のこんにゃく芋から咲いたこんにゃくの花です。(これも過去の画像です)
 

「日本のコンニャクの由来」
日本のこんにゃくの由来には諸説がありますが、その一つは、古く縄文時代から里芋と一緒に日本に伝わっていたと言われており、古くから日本に存在していた野菜です。
江戸時代にはこんにゃく芋を乾燥させて製粉化する技術も確立して全国に広まり、現在のこんにゃく製造の礎となりました。

現在私たちがよく食べている市販されているこんにゃくは、こんにゃく粉に海藻などを混ぜて作られているのだそうです。
ところが、生のこんにゃく芋で作る本来のこんにゃくは、味や歯触りは格別なものなのです。

我が家では過去にこんにゃくを作って刺身で食べたことがありますが、美味しいのでいくらでも食べられました。
今年は自家製コンニャクを作れるように大事に育ててみたいと思います。