らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

お中元の起源

2023-06-11 | 季節

今年もお中元の季節となり、スーパーにはいろいろな贈答用品が並んでいます。
お中元は、お世話になった人に感謝の気持ちを込めて贈物を渡す、日本独特の風習とされています。
皆様方も「そろそろ準備を」とお考えになっておられるかも知れません。
今日は、お中元について調べました。

「お中元の起源」
お中元の起源は中国の三大宗教(儒教、仏教、道教)の一つである道教にあります。
道教には三官大帝信仰という信仰があり、福を賜る「天官」、罪を赦す「地官」、厄を解く「水官」の三官大帝を崇めていました。
・「天官」の誕生日は1月15日で「上元」と言い、
・「地官」の誕生日は7月15日で「中元」、
・「水官」の誕生日は10月15日で「下元」と言って一日中火を焚いて盛大なお祭りを行っていたそうです。

道教の教えから「中元」の日に神様にお供え物をした人は罪を赦されると信じられていました。
この行事が仏教の盂蘭盆 (うらぼん) の行事と結びついてご先祖様を供養する日になったと言われています。
これが日本に伝わり、日本にも、1年を1月と7月で2つに分けて祖霊を祀るという考え方があったことから、お中元・お歳暮が年中行事として定着していったと言われています。

「お中元の広まり」
お中元は室町時代、公家の間で広まっていき、江戸時代には庶民にもなじみのある慣習へと変化していきました。
その時代に贈答品として重宝されていたのは、うどん、そうめんなどの乾麺だったようです。
また商人たちが決算期である中元や歳暮の時期に、お得意先に対して手ぬぐいなどの粗品を配ったことも贈答の活性化につながったと言われています。

「贈る時期」
お中元を贈る時期は地域によって異なります。
一般的には7月の初めから7月15日の間に贈るのが良いとされていますが、お盆の行事を月遅れで行うところではお中元も月遅れで贈ることが多いようです。
贈り先のお中元の慣例が分からない場合は7月1日から7月15日の間に贈るのが無難のようです。

我が家では毎年K百貨店のオンラインショップを利用しています。
最初はネット画面に戸惑いましたが、少しずつつ慣れてきました。
慣れてくるとネットで目的が果たせるので便利さを感じます。
皆様は如何でしょうか?