らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

週1日8000歩で死亡リスクが低下

2023-04-04 | 情報

早朝ジョギングから早朝ウォーキングに切り替えて5か月が経ちました。
切り替えた理由は、右の股関節あたりに痛みが残るようになったことからです。
ウォーキングでは痛みを感じないことから、毎朝、快調に歩いています。
歩く距離はジョギングと同じ約5㎞です。
70㎝の歩幅で50分ほどで歩きますが、その歩数は7000歩前後になります。

「足の8020運動」
今年1月に弊ブログで「足の8020運動で健康寿命を伸ばそう」を取り上げました。
この運動は80歳で20分間、きびきびしたウォーキングを行って健康寿命を伸ばそうというものです。
上記にリンクしていますのでご参照ください。

ウォーキングについては、先日のニュースでも報じられていました。
8000歩以上のウォーキングを週1~2日続ければ10年後の死亡率が大きく低下するというものです。
そこで、ウォーキングは健康に良い事が再度報じられたので、今日はこのニュースについて取り上げました。

「週1日8000歩で死亡リスクが低下」
報道では、一日当たり8000歩以上を週に1日か2日歩くことで、心臓病などで死亡するリスクが8%余り低下することがアメリカのデータの分析で分かったと、京都大学などが発表したものです。
週3日以上歩いた場合と比べ、死亡リスクの低下に大きな差はなかったということで、研究者は「週に1日か2日でもいいので、歩く習慣を取り入れてほしい」と話しています。

ウォーキングについては過去の研究からも、平均的に一日8,000歩以上歩く人は死亡率が低くなることがわかっていましたが、週に数日だけ歩く場合の健康への影響については分かっていませんでした。
この研究では、加速度計で測定された歩数の情報を用いて、1日に8,000歩以上歩いた日数が「0日」「1~2日」「3~7日」であった場合の死亡リスクをそれぞれ検討したのだそうです。
その結果、1週間に8,000歩以上歩く日数が多い人ほど、全死亡と心血管疾患の死亡リスクが低いことが示されたという事です。

「アメリカの健康調査分析」
米国民を対象にした健康調査のデータを使い、20歳以上の3101人について、1週間で8000歩以上歩いた日数と、10年後の死亡率の関連性を分析した。
この結果、8000歩以上歩いた日が1日もなかった人に比べて、
・1~2日歩いた人は14・9%、
・3~7日歩いた人は16・5%、死亡率が低い。

また、心筋梗塞や脳梗塞など心臓・血管の異常による死亡率は、
・1~2日歩いた人は8・1%、
・3~7日歩いた人は8・4%、低減しました。
この傾向は、年齢や性別に関係なく、1日当たり6000歩や1万歩を条件に分析しても同様だったということです。

この研究結果からは、週に1~2日程度でも目標歩数を達成することが健康に十分良い影響をもたらす可能性を示唆しています。
『毎日歩かなくては』と思わなくてもいいので、週に1~2日でも歩いてみては如何でしょうか?