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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

モズの高鳴き

2020-11-19 | 家庭菜園

秋になるとモズの鳴き声をよく聞きます。
先月には私の畑でもよく聞かれました。
畑を耕しているとすぐそばの支柱などに止まり、耕した土の中のミミズなどを探しているのでしょうか、じっとしています。
そして、セキレイや名前が分からない野鳥が至近距離まで近づいてくることもあります。
そのような時は暫し手を休めて「バードウォッチング」を楽しみます。
野鳥は傍で見ている可愛いですね。
遠くに離れていくまで見入ってしまいます。

「モズの高鳴き75日」
ところでモズと言えば、昔から「モズの高鳴き75日」という諺があります。
この意味はモズの高鳴きを初めて聞いてから75日目に霜が降りだすということで、昔は農作業などの目安にしていたようです。

当地では先月に鳴き声を聞いたので、この諺に従えば来月中旬頃には初霜の便りがあるかも知れません。
しかし、その頃の初霜であれば例年通りの寒さの到来のような気がするので、モズも当地においては例年通りの初鳴きだったということなのでしょうか?

・この鳥が百舌です。(ネットより)


「モズ」
もずは全長20cmほどの鳥で、モズ科、モズ属に分類されています。
大きな頭と黒い過眼線、長い尾と2段の鉤形(かぎがた)となった嘴(くちばし)が肉食系の鷲などと同じ形をしているのが特徴です。

秋になると雄雌それぞれが縄張りを持ち、その縄張りを宣言するため「キィーキィー」と高い声で鳴きます。
これが一般に「モズの高鳴き」と言われている鳴き声です。

「大阪の府鳥」
このモズ。大阪府では、府鳥に指定されています。
府鳥に指定されたのは、日本書紀にある「仁徳陵(堺市)築造の際、倒れた鹿の耳からモズが飛び去ったことから、その地を”百舌鳥耳原(もずのみみはら)”とした」との記述が由来となっているそうです。