新型コロナウイルスの感染拡大が一向に収まりません。
4月16日現在、世界184か国・地域に広がっており、世界の累計感染者数は201万人を超え、死者は13.1万人を上回っています。
日本でも緊急事態宣言が発令されて10日ほど経ちました。
3密を避け、不要不急の外出自粛や休業要請などを国や都道府県から要請されていますが、それもむなしく感染者は増加の一途をたどっています。
16日時点では、46都道府県で感染者は9147人となっています。
この様な中、今SNSで「アマビエ」が話題になっているということなので調べてみました。
「アマビエ」
アマビエは半人半漁の妖怪です。
江戸時代の言い伝えでは「アマビエ」が現れると、6年間は豊作だが、併せて病気がはやるとされました。
肥後の国(熊本)の海の中に、夜な夜な光るアマビエが現れ、「私の姿を写して人に見せると病気から逃れることができる」と言って消えた、と言われています。
・これが妖怪アマビエです。
「SNSの話題」
前記のように、江戸時代の妖怪にまつわる言い伝えに、「疫病がはやったら、『アマビエ』を写して人に見せなさい」があります。
ツイッター上でアマビエの絵などが増え始めたのは先月上旬ごろだそうです。
「写して人に見せなさい」という言い伝え通りにイラストレーターらが絵を描いたり、アマビエを工作でつくったりする投稿が増え、拡散されていったということです。
早期の感染の終息を願って現在も投稿が増え続けているそうです。
・これが瓦版の挿図だそうです。
「伝説(上記画像の右側の文字は下記の通り)」
「肥後国海中え毎夜光物出る。所の役人行見るに、づの如く者現す。私は海中に住、アマビヱと申す者也。當年より六ヶ 年の間諸国豊作也。併し、病流行、早々私写し人々に見せくれと申て、海中へ入けり。右写し役人より江戸え申来る写也。 弘化三年四月中旬」
「意味」
弘化3年4月中旬(1846年5月上旬)のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を現した。姿形について言葉では書き留められていないが、挿図が添えられている。
その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。
「妖怪頼み」
アマビエさん!!
あなたのお姿を拝見したのでコロナウイルを一日も早くを終息させてください。
頼みます。