ジャガイモの花を見たことがありますか?
今、ジャガイモの畝では、青い葉っぱの間から花の茎が伸びてナスのような可愛い花がたくさん咲いています。
私の畝でも花が咲きましたが摘み取ったので、懇意にしている地元の農家のKさんの畝から、僅かに残っている花をご紹介します。
ジャガイモは通常、咲いた花を摘み取ります。
その理由は、花を咲かせる栄養分を、花を摘み取ることによって、ジャガイモにまわして太らせるためと云われています。
・左側が私のジャガイモの畝で、右側は地主のKさんの畝です。
ジャガイモはナス科の野菜でナスやトマトと同じ仲間です。
花もナスやトマトの花とよく似ており、この花には実がなり、種もできます。
しかし、実がつくのは品種によりけりで、男爵やメークインは受粉の能力が低く、実がつきにくいようですが、男爵から品種改良されたキタアカリは、可なりの確率で実ができるそうです。
・ナスによく似たジャガイモの花です。
花後の実から種が採取出来ますが、この種から栽培したジャガイモは、種イモを植えたときより、芽が出るのも、成長するのも遅いようです。
ジャガイモ栽培で種イモを植え付けるのは、デンプンなどの養分をたくさんもっている、種イモを植えたほうが、早くたくさんのイモができやすいからです。
・これは数年前に撮影したジャガイモの実です。青いミニトマトのような実をつけています。