らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「みどりの日」の由来

2012-05-04 | 時事

今日は「みどりの日」の由来について調べました。

「みどりの日」は、元は昭和天皇の誕生日である4月29日でした。
昭和64年(1989年)1月7日に昭和天皇が崩御され、今上天皇が即位された事により、天皇誕生日が12月23日に改められることになりました。

これまでの天皇誕生日はゴールデンウィークの一角を構成する祝日であり、その廃止は国民生活への影響が懸念された事から、4月29日を「昭和記念日」など昭和に因んだ新祝日として存続させようという意見が出ていましたが、野党による反対からその案は見送られました。

こうした中、各界識者をメンバーとする諮問機関において意見を求めた結果、「昭和天皇が植物に造詣が深く、自然をこよなく愛されたことから『緑』にちなんだ名がふさわしい」という主旨の意見が多数あり、平成元年から4月29日を「みどりの日」と名称を改めた上で祝日として存続させることとなりました。

その後、「昭和の日」の実現を目指す国会議員によって、2000年(平成12年)から数回に亘って改正法案を議員立法形式で提出し、2005年(平成17年)の第162回国会でようやく成立の運びとなり、2007年(平成19年)から施行され、同年以降の4月29日は「昭和の日」となったものです。

これに伴って従前の「みどりの日」は5月4日に移動し、5月3日の「憲法記念日」と5日の「こどもの日」にくっつけてゴールデンウィークを構成する休日の一つとなって現在に至っているものです。