先日、トウモロコシの初収穫をしました。
トウモロコシは収穫後5時間を過ぎると味が落ちるといわれています。
収穫直後のトウモロコシは市販されている物とは比較にならないくらい甘く、とても美味しいです。
この美味しいトウモロコシを狙って毎夜アライグマが出没するので、私の畑では防獣網を張って防御しています。
・全体を網で囲ったトウモロコシの畝です。
トウモロコシの雌穂(しすい:実)は、1株につき、株の中程に2~3本出てきますが、1番上の雌穂(しすい)を残し、他は取り除きます。
基本的に1本の茎に1個を実らせます。
トウモロコシといえば、雌穂(しすい:実)の先端につく毛が特徴ですが、この毛は雌しべです。
成熟した雄花から出る花粉は、この毛の中を通って、毛の基部にある実に入って受精します。
・収穫時期になると雌しべ(毛)が茶色に変色します。
雌しべであるこの毛は絹糸と呼ばれています。皮を剥いで見ると各粒から伸びていることが確認できます。
絹糸が出てから20日ほどして、毛が茶色になったときが収穫適期です。
・トウモロコシの皮を剥ぐと絹糸が一つ一つの粒に繋がっています。