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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ブドウ栽培(収穫)

2010-08-17 | 家庭果樹
果物屋さんやスーパーの果物売り場には梨やブドウなど秋の味覚が並んできました。
我が家の梨の収穫はもう少し先になりそうですが、ブドウは一部収穫できるまでに熟してきましたので、今日はブドウの収穫ついてご紹介します。

私は畑で巨峰を栽培していますが、昨年まではアライグマとヒヨドリの被害に遭い、殆ど収穫ができず悔しい思いをしてきました。
今年は防獣対策として、糸の太い建築用の網をもらい受け、葡萄の棚全面に張り付けました。
更に、網と網のつなぎ目を縫い合わせ、隙間を無くし、アライグマが入れないように工夫しました。その結果、現時点では、初めて被害もなく収穫を迎えることができました。

今年のブドウ栽培を振り返ると、

・これは畑の 「ブドウの花」です。この後、1回目のジベレリン処理を行いました。


今年も葡萄の粒の肥大期に梅雨の長雨と集中豪雨に見舞われ、その影響で粒割れが生じました。

・これは庭のブドウです。
 1回目のジベレリン処理から10~15日後に2回目のジベレリン処理を行いますが、 この画像は2回目のジベレリン処理からから数日後のブドウの幼果です。
 この後、小さな粒は摘果し、40個ほどの大きな粒を残して袋掛けを行いました。


・こちらは畑のブドウです。
 8月初めの画像です。収穫直前となった房です。あと数日で房全体が濃い紫になると思います。そうなれば収穫です。


葡萄の粒の紫色がまだ薄く、収穫には少し早いようです。
甘みもやや不足していますが、盆休暇で里帰りした子供の土産用に10房ほど収穫しました。

・逆光で黒く撮影されていますが、ブドウの粒はまだ赤みが残っています。


今年はアライグマの被害に遭っていないので、全部で60房ほどが収穫できる見込みです。

・土産用に収穫した巨峰です。
 色の濃い粒は甘いですが、赤みの残っている粒は少し甘みが足りません。


(参考)
「ブドウの健康効果」
・ブドウのポリフェノールは活性酸素を抑え、がんを予防したり、動脈硬化など様々な生活習慣病の予防に効果があるそうです。
・ポリフェノールの量は種子に最も多く、ついで果皮、果肉の順に含まれているそうです。
・ブドウ糖は吸収されやすいのでエネルギー源として疲労回復などの効果が期待できます。

(一言メモ)

・ブドウは世界で1番生産量の多い果物で、紀元前5000年には既に栽培されていたと言われています。
・日本でのブドウ栽培は平安時代末期と言われていますが、「巨峰」は昭和14年に静岡県伊豆地方で誕生したそうです。
戦後、福岡県で栽培研究を重ね巨峰栽培に成功したことにより、栽培発祥地は久留米市と言われていますが、生産量日本一は山梨市だそうです。