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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「モロヘイヤ」栽培

2010-08-03 | 家庭菜園

ヤマイモやサトイモ、オクラ、モロヘイヤなどのネバネバのある食品は、健康増進に役立つと言われています。
このうち、モロヘイヤは「王様の野菜」といわれている栄養豊富な野菜です。
今日はこの「モロヘイヤ」について調べました。

モロヘイヤは、シナノキ科、コルコルス属(日本名:ツナソ属)の多年草または一年草で、エジプトを中心とする東地中海地域が原産地といわれています。
日本には昭和30年代に渡来し、現在では沖縄から北海道まで全国各地で栽培されています。

・私のモロヘイヤの畝です。


モロヘイヤの語源は、古代エジプトで重病にかかった王様がモロヘイヤをスープにして飲んだところ回復したことから、古代エジプト語の「王様の野菜」を意味する「ムルキーヤ」という言葉に由来しているそうです。

モロヘイヤの特徴は、刻んだり、茹でたりすると独特のぬめりを生じることと栄養価が非常に高いことです。
栄養素は、カロチン、ビタミンA・B1・B2・Cなどのビタミン類やカルシウム、鉄などのミネラル類を豊富に含んでいます。

・モロヘイヤは茎の先端5㎝位を摘み取って食用にします。


・我が家ではモロヘイヤをお浸しにして、シラス干しと和えて食べています。


「栄養と効能」
・「モロヘイヤ」はビタミンA、B1,B2,C,カリウム、カルシウム、鉄などが豊富に含まれており、「健康緑黄色野菜」の代表といわれています。
・「モロヘイヤ」に含まれるこれらの栄養素は、疲労回復、動脈硬化やガンの予防、風邪の予防、更にはコレステロールを低下させるなどの効果が期待できると言われています。
・特にカロチンは100g中に含まれる量が野菜の中で1番であり、人参の1.4倍もあるそすです。
・また、カルシウムは骨粗鬆症の予防や中枢神経を鎮め、イライラ感やストレス解消に有効といわれています。
・そして、カリウムは高血圧予防に、ビタミンAは粘膜を丈夫にして老化防止に、加えて鉄も豊富なので貧血予防に有効と言われています。

このように詳しく調べてみるとモロヘイヤは正しく「王様の野菜」であり、「健康緑黄色野菜」の代表の名のとおり、価値ある野菜のようです。


「調理法」
 ・豚肉と一緒に食べたり、「天ぷら」など、油を使用する料理がお奨めです。(ビタミンAは油と一緒に摂取すると吸収率が上がります。)
 ・他には、「モロヘイヤとツナのおひたし」、「モロヘイヤとトマトのスープ」などが手軽にできる料理のようです。
 
(参考)
ネバネバ食品には次のようなものがあります。
・イモ類……ヤマイモ、サトイモ
・野菜類……オクラ、モロヘイヤ、アシタバ、ツルムラサキ
・海藻類……コンブ、ワカメ、メカブ
・きのこ類……なめこ
・加工食品……納豆