音楽夜噺感想 フワリ=ドーファン


 音楽夜噺、ぶじ終了しました。関口さん、奥野さん、ごくろうさまでした。中町さん、貴重な音源、映像ありがとうございました。ううう、ナンシー・アジュラム可愛いっすね。 (^o^) またあの服が色っぽい・・・ とわたしはかんぺきオヤジはしゃぎしてましたが。 f(^_^;)y
 講師ののどをうるおすのがビール中ジョッキってのが効いたかしら。 (^_^;)

 で、ライの方ですがあまり皆さんになじみのなさそうな音源を揃えたつもりでしたが、どうだったでしょうか。来られた方の反応からいうとやっぱり Houari Dauphin フワリ=ドーファンに人気が集まったかなと思います。彼は音だけで映像は見れなかったんですけど、彼はライの男性歌手では美形の方だと思います。

 で、「ライには美男美女がいない」という話をしたら何人かの方から「そんなことはない、たとえばマミはなかなかいい男である」という反論をいただきました。
 そうねえ、彼は国際的スターになってから相当風格が出たかもしれません。
 それにつけてもこの間の事件が残念。イメージダウンを回復できるかな・・・

 さてフワリ=ドーファンですが、お聞かせしたカセット En Live はもう10年くらい前の作品です。彼が20代前半で、力任せに歌っているのに声のコントロールは完璧ですし、シンセサイザーのテジドとの息もぴったりで、この時期のライの傑作です。それにアルジェリアで無差別テロが横行していたころの不安な雰囲気が漂っている気がして歴史を感じさせます。CDでいえば2001年の Golden Music 006番(↑ こんなふうにアルジェリアで出ているカセットやCDはべつにタイトル付いてないのが多いです)がこれに近い路線ですが、曲調がだいぶん明るいです。
 彼はその後甘ったるいラブソングを歌うようになってますから、最近の作を買われてもたぶん失望されるでしょう。こういう曲なら世界中に腐るほどありますしね・・・ まあ彼の変化はアルジェリアが平和になったことの現れみたいで、それはめでたいことですけど。いまでは彼はオランのトップ歌手です。

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