日本人はフランス語を誤解している!・・・と思うけどなあ・・・
フランス語系人のBO-YA-KI
rai infos/ライ・ニュース 082 『オランの夜』
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ALBUM : LA NUIT ORANAISE
マミやタハもいいですが、オランの音もお忘れなく。
「そんなこと言っても、どうせそういうのは民俗音楽だろう。フランス、イギリス経由の音でないとなじめないにちがいない・・・」と思っている方は認識不足! アルジェリア、オランのアーチストは日本の普通のリスナーが想像するよりずっと幅広い音楽性を誇ってますよ。(^_^)y
2005年にフランスで開かれたLes Escales フェスティバルに出演したオランのミュージシャンたちの演奏を集めたこのCD(↑)、このたびアオラ・コーポレーションさんから日本盤発売となりました。ぜひお求め下さい。(^_^)y (ここで買うことができます) 解説もばっちりついてますので。 (-_^)y
やっぱりアルジェリア音楽はマミ事件のおかげで国際的発展を一頓挫させられたという感が否めませんが、反面このごろは国際化しすぎてわけ分からなくなりかかっていたとも言えます。いまは、オランに息づくこういう音をリスナーが評価するよい機会だと思います。
ヨーロッパに渡ったライだけが新しいわけじゃないのです。 (^_^)y
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rai infos/ライ・ニュース 081
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RACHID TAHA : STOP THE WAR COALITION
2005年11月27日、ロンドンは The Astoria で行われたイラク反戦コンサート、STOP THE WAR COALITION - BENEFIT CONCERT の録画DVDが昨年末発売されています。見てみました。
このコンサート、メインはラシード・タハです。ジャケ写真(↑)も彼ですし。Imogen Heapが一曲、Nitin Sawhney が三曲やったあとは15曲全部タハです。最後の5曲では Mick Jones がギターで入って、当然ながら Rock el Casbah をやってます。
全体を Brian Eno がサポートしてます。
長い間見てなかったですが、まるっこい、いい爺さんになってますなあ。 (^_^)y
もちろんHamid Hamadoucheさんも演奏してますが、かれのマンドリュートの音の録音レベルが他の楽器より低くなってるようでよく聞こえなくて、ちょっと不満です。彼の演奏こそ聞きものなのに。
でもやっぱり全体として、アングロサクソンの連中はさすがこういう新しめの音の処理はお手のものですね。タハ・ファンはぜひご覧になってください。(わたしのはUK盤のPALです。米盤でNTSCはでてますが、そうか、リージョンコードというのがありましたね・・・)
このコンサート、イラク反戦チャリティという趣旨なので本当はイラク歌手を呼びたかったところなのでしょうが、誰を呼んで来てもちょっとイギリスの若い聴衆に楽しく聞かせるというのは難しいのでしょう。
イギリスのクラブシーンでも通用するアラブ系のシンガーでステージでのアピール術も心得ているということで、イーノたちはタハに目をつけたんでしょう。Steve Hillageという絶好の仲介役もいるしね。
タハは世界的に貴重な人材となりつつあるようです。 (^_^)y
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