ウズベキスタンの先端文化に触れてみましょう


 わたし、申し訳ないですがウズベキスタンという国はよく存じません。でも音楽的に先端をいく人はかなり世界の動向に敏感にちがいない、とみてます。なにせラシード・タハが来日したとき、かれの大ヒット Ya Rayah にはウズベグ語カバー・バージョンが出ているぞ、という話をしていましたしね・・・
 
 「イルホム劇場」The Ilkhom Theater は、名前の通り演劇をする集団ですが、劇音楽も高度なものを自前でやるので、その音楽が2月18日(再放送21日10時)のNHK FM「ワールドミュージックタイム」で紹介されました。お聞きになった方は風変わりな、しかし西洋音楽の作曲法を踏まえてしっかり作られた音楽に興味を覚えられたことと思います。

 実はこの集団は、来月来日公演します。
 演ずるのはプーシキンの『コーランに倣いて』。
 これ抜群に興味深いです。エキサイティングです。ロシア大作家の文学をベースに演劇と音楽とで現代中央アジアのイスラムの状況が喚起されるわけですから。(↑上は公演ポスター)

 上演は3月3日、4日がまつもと市民芸術館、8日から10日は東京新宿のパークタワーホール(新宿パークタワー3F)での開催です。11日には同会場で音楽だけのコンサートも予定されてます。さらに11日は上演のあとシンポジウム「ソ連解体後の中央アジアにおける新しい文化をめぐって」(入場無料ですが要予約です)も企画されているのですね。シンポジウムには演出のマルク・ヴァイルに、おや、鵜飼哲さんも出られる予定になってますよ。 (^_^)y 

 詳細は国際交流基金のページの案内をご覧下さい。北中正和さんのブログにも紹介があります。シンポジウムについては今のところ情報がないのでとりあえず東京国際芸術祭のこのページの下の方をチェックしておいてください。なんとか情報を仕入れるよう努力いたします。(^_^)y

 イスラムへの注目は世界の大きなトレンドで動かないところですが、ことしはトルコ=中央アジア方面が日本での関心の中心になるかもしれませんね。4月にはCrossing the Bridge上演とババズーラ来日公演てのもありますしね。

 ちなみに、わたしは3月5日からあとしばらくバタバタ動き回る人生なので(まさしくトルコにも行く予定なのです)、 (^_^;) 東京公演は参れません。4日の松本公演にうかがえないか画策中です。 f(^_^;)y  東京の方に参加される方は、どんな様子だったか後でわたくしに教えていただけると幸いです。 m(_ _)m
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シヘブ


 きのうのNHK FM「ワールドミュージックタイム」聞いてたら、またわたしの名前がでてきて (火o火)でした(←これ、顔から火が出るって意味です。念のため。f(^_^;))。
 『オランの夜』(↑)収録のシヘブChihebのライブ演奏がかかりましたので、それの関連です。
 ふむ、こうやってきいてもシヘブはやっぱり悪くない演奏ですね。お勧めしがいがあります。

 聞き逃した方は水曜(21日)10時の再放送をお聞き下さい。
 というのは、別にわたしの名前を聞くためではありません(ちなみにシヘブはCD『オランの夜』をここでお買い求めの上お聞き下さいね。他のグループもみな魅力的ですし、わりと詳細な解説もつけてますので絶対お得ですよ。(^_^)v )。ウズベキスタンの注目の音を聞いていただきたいからです(あ、もちろん放送される他の曲もみんないいですよ。これはいわずもがな)。次のエントリーをご覧下さい。


 
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