別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

穏やかな場所

2013-07-21 | 別所沼だより

  メランポジュウムが植えられて黄色の花盛り、 

   窓からの眺めが変わった。 

 

  草のみどりと黄色のハーモニー、 黒蝶がゆらり現れて、 静かな広場にさざ波が立つ。 
 鴨や からす、ムクドリ、ハトに混じって初々しい蝉の声がする。 

 梅雨明けの酷暑を乗り越えて、 この頃は凌ぎやすくなっている。
  きょうは沼風が心地よく 高原のさわやかさを運んだ。

 夏休みといえば浦和まつり、 沿道にお囃子の音が流れ 
参院選もあり、 別所に来る人は少ないようだ。

  歩道橋から俯瞰すると

 いつものながめが新鮮に映る。  シュールなカーブの繰り返し
 釣りもジョギングも蔭にやすらう。  

 

 開室を待ちかねて 美術大学の学生さんたち5名  課題で
ヒアシンスハウスの模型を作るそうだ。 外観や室内をスケッチしてゆく。
 また二人、  午後からひとり  またひとり。 説明を聞き ころころとよく笑った。
  

  わあ 可愛い。 すてきな家、  思ったより広い。 緑に囲まれ、こころ休まる。
   ここで勉強がしたい。  集中できます・・。  帰りたくないなあ…    
  
  木の色と木目の中に 深緑の窓やドアが すごくかわいい。
   時間がゆっくり流れている 穏やかになれる


 道造さんも きっと喜んでいますね。
  デザインを学ぶ皆さんの眼のつけどころに感心し、 礼儀正しく、若い細やかな感性がすてき。
  スケッチを見せていただいて ガイドもうれしい。 

  来訪11名 ありがとうございました。


     

 


 ※ 恒例のヒアシンスハウス夢まつり 
  今年は 11月17日(日) (いつもは 11月3日でしたが)

   講演は   詩人  高橋睦郎氏
   他 立原道造の詩の朗読や 合唱など

  今から楽しみです。

 ※ 7月30日 夕涼みの会 5時30分から 

 

 

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