講座室に館長がみえて 絵の具2箱をくださった。
SENNELIER のロゴもまぶしい水彩絵の具は仏蘭西製。
それは 見知らぬ方からの うれしい贈り物であった。
「自分が持っていても 使うことがないので」 と お届けくださった由。
「絵を描くひとに… 」 託されたあたたかなお気持ちに お応えしたい。
会のみんなで共有し たいせつに使わせていただきます。
ありがとうございました。 どこかで わたしたちの細々とした活動を知り
作品をみてくださったのかしら 一度くらいお会いしているのかも知れません。
調べると
セヌリエ 創業1887年。 化学者だったギュスタブ・セヌリエが、ルーブル美術館向かいのセーヌ川左岸に「マガジン・セヌリエ」という画材店を創立。 ピカソやセザンヌ、ピサロ、ボナードなど数多くの著名な画家が通い、セヌリエの絵具を愛用。 店員はいまも創業当時と変わらず薬剤師のように白衣をまとっている。
セヌリエの歴史を 知れば知るほど愉快なきもちになりました。 画家の要望を受けて試行錯誤しながら調合し練り上げられたパステルや絵の具、 何処へでも携行できるようになったのも、こちらのおかげだったのでしょう。
絵の具8色に パレットとかわいい筆がついています。
急いで描いたスケッチはあまりにも貧弱ですが
どうぞ 巨匠にあやかって これからよい絵も生まれますように…