退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「男のわがままと女の強さ」について

2013-02-17 02:38:36 | Weblog
雨のち晴れ。冷える。

「古川ロッパ昭和日記 戦中篇 昭和16年-昭和20年」を読み始める。

現代よりむしろ落ち着く感じ。
もっとも当時のロッパにそんな余裕はなかったろうとは思うけれど。

さすがにいよいよ戦争が始まる年のせいか食糧不足の様子。
グルメ&グルマンゆえに憤慨すること甚だしい。

子煩悩な一面も見せつつ
なるほどこのわがままが災いとなるのも少なくないことは十分に感じられる。

深夜「鶴瓶の家族に乾杯 綾瀬はるか 福島県会津若松市前編後編」を観る。

会津の女性の強さとやさしさを垣間見る。
「いいひと」の集まりに気分は小春日和。

敢えて男たちの後ろに下がることで
いっそう力強さを発揮するという「生き方」もある模様。

どんな場所にいようと何事かを貫く姿勢は美しい。
引用されたおなごふたりの辞世の句の心意気よ。

世の男子諸君は見習うべきことが多そう。
むしろこれに応えずにいられようかという勢いがほしいところ。

ここで明らかになるのは「人情と美学」。
「負ける者」にやさしいのもその痛みを知った上でのことで。

いかに「美しく負けるか」。
「判官びいき」の「伝統」が思い起こされてちょいとロマンチックな気分に浸る。
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