退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「好奇心で生きることの大切さあるいは『混血であること』を描いた映画」について

2020-01-18 02:28:18 | Weblog
くもり。夜にポツリ。

「白鳥随筆」読了。

「何かを信じることを捨てた」一方で
「世界のさまざまな移り変わり」を無視できない姿よ。

「宙ぶらりん」を生きること。
好奇心の赴くままにという印象。

それなりの「矜持」を持ちつつそれを怪しむこと。
この姿はなかなかに好ましい。

「自らの判断基準の変化」を知り
いたずらに「評価」すべきではないというのにふむふむ。

自分を棚に上げて他人をどうこう言うばかりの現在にはうってつけか。

スティーヴン・ノリントン「ブレイド」(’98)を久方ぶりに再見。

これも「マーヴェル・コミック」だったのかと今さら。
「混血であることの苦しみ」が「基本設定」。

父親でなく母親を殺す設定が珍しい。
冒頭のアクションが素敵。

「吸血鬼に噛まれた母親」が自らは死ぬものの子どもを産む。
その子どもはやがて「ヴァンパイア・ハンター」となり。

「ヴァンパイアをひとり殺すたびに人間に近づく気がする」という台詞など。
わが国で言えば「妖怪人間ベム」のような存在。

父親の国にも母親の国にも「同国人」として認められない辛さが。
いわゆる「ハーフ」によくあることなのを知っておこう。

ウェズリー・スナイプスの「シャープな姿」よ。
いかにもなキャラクターぶりがいい感じ。

クリス・クリストファーソンの「老メカニック」も同様に。
カレンのウンブッシュ・ライトの魅力は微妙。

ドラキュラ俳優であるウド・キアや
かの国で有名なポルノ女優トレイシー・ローズも出演。

「血のシャワー」が降ってくるディスコなども。
日本語も出てきたりするのはおそらく「忍者」の影響だろう。

「コメディ・リリーフ」のクイン、ドナル・ローグはやたらに腕を切り落とされ。
円形の舞台で13という数字が意味を持つ描写も覚えておこう。
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