雨。昼に激しく夜に止む。
「チボー家の人々 一九一四夏 Ⅲ」読了。
クライマックスを異様に待たされている趣き。
第一次大戦はなかなか始まらず。
ジャックとジェンニーはようやく結ばれるものの。
前者にとってそれは「好ましくないもの」らしく。
アントワーヌもその態度は同じく。
アンヌとは無理矢理別れる格好。
例えば大島渚「愛のコリーダ」(’76)ではそれが「抵抗」であったりしたのに。
このあたりは「キリスト教であるかないか」が大きい模様。
「性」を「肉欲=罪」だと捉えるのか。
あるいは「徹底的な個人=好きに生きること」として捉えるのか。
もちろん後者が好ましく。
阿部定は「正しい」。
摩砂雪&鶴巻和哉「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破」(’09)を観る。
「閉じられていた者たち」が「開いていく」お話。
ただし本作は「物語」としては微妙。
このシリーズには「ショット」がたくさんあることをあらためて。
全面白と黒の画面も何度か繰り返され。
綾波を救いたい一心のシンジが「奇跡」を起こす。
ゼーレの思惑はいまだ明らかにされず。
式波・アスカ・ラングレーと真希波・マリ・イラストリアスが登場。
いずれも「ヤンチャなキャラ」なのにふむふむ。
「局部を隠すシークエンス」が再び。
制作陣が「おっぱい星人」であることを確認した次第。
加持リョウジを登場させた意味がいささか不明。
「わかっている男子」が必要だったのか。
前作は映像の美しさのみで観られたけれど。
もう少し「物語」にも気を配ってもらいたいもの。
「チボー家の人々 一九一四夏 Ⅲ」読了。
クライマックスを異様に待たされている趣き。
第一次大戦はなかなか始まらず。
ジャックとジェンニーはようやく結ばれるものの。
前者にとってそれは「好ましくないもの」らしく。
アントワーヌもその態度は同じく。
アンヌとは無理矢理別れる格好。
例えば大島渚「愛のコリーダ」(’76)ではそれが「抵抗」であったりしたのに。
このあたりは「キリスト教であるかないか」が大きい模様。
「性」を「肉欲=罪」だと捉えるのか。
あるいは「徹底的な個人=好きに生きること」として捉えるのか。
もちろん後者が好ましく。
阿部定は「正しい」。
摩砂雪&鶴巻和哉「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 破」(’09)を観る。
「閉じられていた者たち」が「開いていく」お話。
ただし本作は「物語」としては微妙。
このシリーズには「ショット」がたくさんあることをあらためて。
全面白と黒の画面も何度か繰り返され。
綾波を救いたい一心のシンジが「奇跡」を起こす。
ゼーレの思惑はいまだ明らかにされず。
式波・アスカ・ラングレーと真希波・マリ・イラストリアスが登場。
いずれも「ヤンチャなキャラ」なのにふむふむ。
「局部を隠すシークエンス」が再び。
制作陣が「おっぱい星人」であることを確認した次第。
加持リョウジを登場させた意味がいささか不明。
「わかっている男子」が必要だったのか。
前作は映像の美しさのみで観られたけれど。
もう少し「物語」にも気を配ってもらいたいもの。