晴れときどきくもり。帰りに少しだけ降る。
ロジェ・マルタン・デュ・ガール「チボー家の人々 一九一四夏 Ⅲ」を半分以上読む。
当時の欧州各国の思惑は正直どうでもよろしい。
「第一次大戦」は確実に起こっただけ。
敢えて言うなら「社会主義者たち」がそれを前にして「変節する」姿を覚えておこう。
なるほど「空気の支配」はかの国にもある模様。
ジャックの演説が限られた人々を「扇動する」のも空しく。
それが「全体」を動かすはずもなく。
未来に同様な事態が起きるのだとしたら参考にするまで。
もちろんその前に「やるべきこと」はたくさんあるはずだけれど。
この種の「歴史」をわれわれは未来に生かせるのかどうか。
世界各地のあれこれを見る限りなかなかに難しそう。
摩砂雪&鶴巻和哉「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序」(’07)を今頃観る。
とにかく映像が綺麗。
物語そのものは案外「普通」なのに比べて。
碇父子のお話は「おまけ」な感じ。
「自分を捨てた父親」に褒められたいシンジの姿はむしろみっともなく。
彼が偶然綾波レイの乳房を触ってしまうあたりは「青春映画」の趣き。
「転校生」として鈴原と相川に出会ってやがて「和解」するあたりも含めて。
「第3新東京市」のメカニカルな姿もなかなか。
高層ビル群が格納されるのにふむふむ。
「文字」がパズルのピースのように現れるのも同様に。
決まった速度で画面を埋めるリズムが妙に心地よく。
使徒の中ではやはり「第6」の青い正八面体が幾何学的に姿を変えるのが印象的。
内部が「揺れる」あたりの描写も忘れずに。
ミサトとリツコの「大人な関係」がシンジの幼さと対照的なのも覚えておこう。
というわけでこのシリーズをしばらく観るつもり。
ロジェ・マルタン・デュ・ガール「チボー家の人々 一九一四夏 Ⅲ」を半分以上読む。
当時の欧州各国の思惑は正直どうでもよろしい。
「第一次大戦」は確実に起こっただけ。
敢えて言うなら「社会主義者たち」がそれを前にして「変節する」姿を覚えておこう。
なるほど「空気の支配」はかの国にもある模様。
ジャックの演説が限られた人々を「扇動する」のも空しく。
それが「全体」を動かすはずもなく。
未来に同様な事態が起きるのだとしたら参考にするまで。
もちろんその前に「やるべきこと」はたくさんあるはずだけれど。
この種の「歴史」をわれわれは未来に生かせるのかどうか。
世界各地のあれこれを見る限りなかなかに難しそう。
摩砂雪&鶴巻和哉「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序」(’07)を今頃観る。
とにかく映像が綺麗。
物語そのものは案外「普通」なのに比べて。
碇父子のお話は「おまけ」な感じ。
「自分を捨てた父親」に褒められたいシンジの姿はむしろみっともなく。
彼が偶然綾波レイの乳房を触ってしまうあたりは「青春映画」の趣き。
「転校生」として鈴原と相川に出会ってやがて「和解」するあたりも含めて。
「第3新東京市」のメカニカルな姿もなかなか。
高層ビル群が格納されるのにふむふむ。
「文字」がパズルのピースのように現れるのも同様に。
決まった速度で画面を埋めるリズムが妙に心地よく。
使徒の中ではやはり「第6」の青い正八面体が幾何学的に姿を変えるのが印象的。
内部が「揺れる」あたりの描写も忘れずに。
ミサトとリツコの「大人な関係」がシンジの幼さと対照的なのも覚えておこう。
というわけでこのシリーズをしばらく観るつもり。