退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「まだまだ広い世界と束の間の微笑あるいは公共性」について

2016-01-18 02:08:12 | Weblog
晴れ。まだまだ本格的な寒さは来ず。

佐野洋子対談集「ほんとのこと言えば?」を読む。

小沢昭一、河合隼雄、明石家さんま、谷川俊太郎、大竹しのぶ、
岸田今日子、おすぎ、山田詠美、阿川佐和子。

著者とは「初顔合わせ」。
エッセイを読んでいないだけにその魅力は今ひとつといった具合。

絵本についても同様なので何とも「隔靴掻痒」。
その上での印象は「武田百合子」あるいは「身体を張らない」中村うさぎ。

「理路整然」とは対照的だけれど
「何となく凄い指摘をしてしまう」タイプのよう。

これを「ご縁」にもう少し深く知ることができればと思う。
もっとも「100万回生きたねこ」さえ読んでいないのだからいやはや。

かくして「出会い」は続く。

図書館へ行く電車の中で
久方ぶりに赤ん坊と目が合う。

向こうから微笑かけてきたのでいちおう返しておく。
彼はお菓子に夢中で祖母に盛んにねだっていた。

ベビーカーの日除けカバーを両手で持って「いないいないばー」をしきりに。
実にキュートで好ましいことしきり。

マル激を観る。

NHKという組織には外部からの「チェック機能」がないことを知る。
「ミモーとマモー」なら笑えるものの「モミー」はどうにも。

「公共性」ということについてわれわれがいかに鈍感であるかということも。
自らの意見に関係なく「まともであること」を尊重する態度について。

「自分にとっての都合よさ」を臆面もなく使えることが
実は「卑怯」だという「事実」を知ろう。

そのあたりの感覚が「共通認識」になればとは思うものの
そこはそれそうもいかないのが「通常」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする