退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「おだやかな言葉と新しい場所」について

2016-01-17 02:50:50 | Weblog
晴れ。やや冷える。

荒川洋治「世に出ないことば」を読む。

詩人の随筆のおだやかな言葉遣いに和む。
地名にこだわるあり方にふむふむ。

ところどころに強烈な批評もありつつ。
ただ小津も黒澤も好きでいいんじゃないかと思う。

もっとも当時前者が「持ち上げられた感じ」に反発したのだろう。
それもこれも「泣き虫プロフェッサーH」が原因ではある。

さて。

今宵はもうクインビーに行けないので地元の老舗バーに偵察に行く。
たどりつくまでしばしウロウロ。

来月で店を辞める若者に「以前から知っているような気がします」と言われるが
もちろん初対面。

その後マスターからスコッチやこれまでの店の「歴史」について教えられ
はたまた古語で記された「四十八手」の本なども見せられ。

いかにも神戸出身らしくオシャレな方。
ついついあれこれうなずいているうちに終電を逃し「深夜の散歩」など。

最初はスコッチであとはいつものゴードンのジン。
すっかり酒が抜けてしまったので補充中。

とはいえ思い通りの展開にニコニコ。
どうやら毎週通うことになりそう。

ただしマスターが高齢なのでどうなることやら。
残念ながらここでも「客筋」はあまりよくなさそうなのが残念。

とはいえあまりコストをかけずに新しい「場所」を見つけられてラッキー。
この種の「ご縁」のみに恵まれているらしい。
コメント
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