退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ある時期の音楽あれこれ」について

2015-10-21 01:56:04 | Weblog
晴れ。ちょいと動くと汗が出る。

平野肇「僕の音楽物語 1972-2011」を読む。

著者はプロミュージシャンであり作詞をしたり小説を書いたりもしている模様。
失礼ながらいずれも全く知らなかった。

荒井由実は好きだけれど
そのバックバンド「ダディー・オー」についても同様。

さまざまなミュージシャンたちのレコーディングやライブに参加したことが
この本を生み出すことになったらしい。

「音楽」が「ビジネス」になる以前の様子がよくわかる内容で
いろんな「お付き合い」があったのねという印象。

松任谷正隆、林立夫、細野晴臣、後藤次利、松本隆、小坂忠、岡林信康、
小原礼、高橋幸宏、鈴木茂、坂本龍一、佐久間正英、石川鷹彦、山岡英二(吉幾三)、

ハイ・ファイ・セット、オフコース、瀬戸龍介、村上ポンタ、吉田拓郎、
なぎらけんいち、BUZZ、山下達郎、吉田美奈子、大貫妙子、ふきのとう、長谷川きよし、

ダウンタウン・ブギウギバンド、五輪真弓、小室等、遠藤賢司、斎藤ノブ、
吉田建、りりィ、伊藤銀次、土屋昌巳、下田逸郎、大滝詠一、石川セリ、久保田麻琴、

来生たかお、庄野真代、鈴木キサブロー、あべ静江、ちあきなおみ、NSP、四人囃子、
内藤やす子、子門真人、堀内孝雄、かまやつひろし、福島邦子、松山千春、

ブレッド&バター、西島三重子、岡本おさみ、忌野清志郎、古井戸など。
もちろん知っている名前を挙げたのみ。

副題は「名もなきミュージシャンの手帳が語る日本ポップス興亡史」。
こんなにいろんな「才能」と出会えるなんてとしばし嘆息。

この手の情報に興味がある向きは是非。

個人的には茶木みやこ「まぼろしの人」のブルース・バージョンを聴いてみたい。
スローなテンポでどういうアレンジになるかが楽しみなので。

ウルフルズのカバーはほぼそのまま。
この曲を採り上げたことには大いに賛同するものの「ひとひねり」が欲しかったところ。
コメント
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