退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「自分という『限界』」について

2015-10-09 03:50:36 | Weblog
晴れ。風強し。

上野昂志・橋本文雄
「ええ音やないか 橋本文雄・録音技師一代」を読み始める。

本書が出たのは今から約20年前の1996年。
今頃になって読むのが悔やまれる内容。

日活撮影所の「黄金期」がしのばれる。

西河克己、川島雄三、蔵原惟繕、井上梅次、舛田利雄、今村昌平、中平康
浦山桐郎、西村昭五郎、鈴木清順、松尾明典、斎藤武市、野村孝、熊井啓などの監督陣。

「リアルな音」を作る際のあれこれにふむふむ。
「映画の中の音」に圧倒的に鈍感だった自分に気付かされる。

とりあえず「ロマンポルノの時代」まで読んだので明日が楽しみ。
それにしても「五感で味わうこと」をきちんとしたいもの。

このところほとんど映画を観ていないのだけれど
今後はもっと心して観ないとと思わされることしきり。

こと映画に関してもこのザマなのだから
それ以外についても推して知るべし。

この「アンテナ」はまだまだ相当に「いいかげん」らしい。
日々精進するしかないと思うのみ。

「知ってるつもり」になることは「怖ろしい」。
「世界の複雑さ」を懸命につかもうとしはするものの。

「限られた能力」の中で
自分にとっての「未知」を追うしかない模様。

それがうまくいくかどうかは「さて、お立合い」といったところ。
コメント
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