退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「マニアであること=現実嫌いであること」について

2015-10-26 03:17:08 | Weblog
晴れ。風に冷たさが増す。

小林信彦「女優で観るか、監督を追うか」を読む。

youtubeに今は亡き大瀧詠一とのラジオ番組での対談があったので
2時間ほどついつい聴いてしまう。

「ロング・バケーション」は買わずに
なぜか「イーチ・タイム」を買ってしまった過去など思い出して。

なるほど「打てば響く」とはこうした会話のことをいうのか。
何ともうらやましいかぎり。

「無意識過剰」あるいは「親不孝声」な小林旭よ。
日活を支えたスターであることは間違いなく。

「南海の狼煙」(’60)の冒頭で宍戸錠が「オレはサザエが嫌いなんだ」と言って去る。
「アワビ」なら好きであることの「裏返し」だと知っておこう。

「関東無宿」(’63)では松原智恵子が「バンビ」のように可愛い。
中原早苗も初々しいこと。

さて。

綾瀬はるかは「うれしい」を「うりしい」と言う。
前田敦子の演技がうまいというのには驚かされた次第。

やはり気になった人はきちんと追いかけないとダメらしい。
NHK朝ドラの波瑠もなかなか。

宮崎あおいの少女時代を演じていた子が可愛く
ちょいと変わった苗字だったはずだが忘れてしまった。

いずれも「キレイな女子」だけ観ているのだから
いわゆる「現実」とはほど遠い世界のこと。

基本は「現実」がイヤなのだろう。
もっとも「思い通りにならない」のが人生だと知っているからではある。
コメント
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