最近店のディスプレイに新メンバーが増えました。
ランタンの灯りで輝いているのは、フランスの古いの灯油ストーブ。
モデル名は不明ですが、製造はここにも何度か登場しているSELUSです。
(SELUS・CAMPING RECAUD(M-1942風)・HIRONDELLE(M-1940風)
不勉強ゆえこのモデルの詳細は不明ですが、
おそらくは戦前の、1930~40年代頃のものと推察。
それは何もあてずっぽうではなくちゃんとふたつの根拠があるのです。
まずはその一つ。
大きな反射板(リフレクター)
まるで仏様の後光のようなこれは、実は熱を前方へ放射するための反射板。
つまりは暖房専用のアタッチメントであったのです。
実はこのストーブのヘッドパーツが欠品のためただいま汎用パーツを乗せておりますが、
本来にはこの部分に蓄熱性の高い鋳物などでできた暖房専用ヘッドがのっかり、
それがまっ赤に熱せられ出てきた遠赤外線を、この反射板で任意の方向へ集め送ることができる。
そういう仕組みになっていたのです。
で、前オーナー曰く、
「もともとの持ち主は、このストーブを子供の頃から家でずっと見てたと言っていた。」
とのことなのですが、この手の暖房が家庭用として一般的だったのが1920~50年代あたり。
だからまずはこれが一つ目の根拠。
ちなみに裏側はこんな感じ
さて、そして二つ目がこれ。
この奇妙な窪みのあるプレヒート皿(以下プレ皿)
最初は?でありましたが、以前ご紹介のプレライターを思い出し、
もしかして、こいつを突き立てる窪みか?
と、そう思ったものの、それでは形が合わないことに気づきしばしプレ皿を観察。
そして頭の中でここにアルコールを注ぎ火をつけてみると、
「最初は全体で炎が上がるが、最後は窪みの所からだけ炎が上がるな…」
ときづきました。
つまり…
こういうイメージですね。
あ!この光景ってアレと同じや!
そう前述のプレライターと全く同じ!
つまりこの変形プレ皿はプレライターの機能も兼ねていたというわけですね。
(実際機能するかどうかはまだ試しておりませんが)
そこで、その辺い辺りをつけていろいろ調べてみると、
1920~40年代あたりの古い製品に、この手の変形プレ皿が装着されており、
それ以降はほとんど見かけなくなったということががわかりました。
そんなわけで、以上のことからおそらくこのストーブは20~40年代の製品?
でも、20~30年代にしては状態が良すぎるので40年代頃のものではないかと推察したわけです。
本当は、当時の広告やカタログがあればもっとはっきりしたことがいえるのですが、
頼りの綱のブローランプ博士であるフランスの友人も、
「ごめん!ストーブはあまり詳しくは分からない。」
とのことで、ぐぬぬぬぬ…
まずはきれいに磨き上げて火を灯してみるか?
いや、磨かずこのままの方が味があってよいかな?
でもこっちはなにかを加工して暖房専用ヘッドを作ろう!
というわけで、目指すはこのスタイル!
(どことなくウルトラセブンの シャプレー星人を連想してしまう…)
ということでいつぞやの洗面所のごみ取りフィルターに登場願おう。
こいつは効果抜群だったからね♪
というわけで、現在店の洗面で使用中のこいつを回収。
この裏面の4本足が便利なんだよな~♪
で、この足を適当に曲げてトップカップに取り付けると…
ジャストフィット!
そしてカップをバーナートップにに乗せれば完成。
まるで純正品みたい♪
というわけで、こうなると実際に使用してみたくなってきたので、
時間があればこいつを整備して実際に使用してみたいと思います。
ランタンの灯りで輝いているのは、フランスの古いの灯油ストーブ。
モデル名は不明ですが、製造はここにも何度か登場しているSELUSです。
(SELUS・CAMPING RECAUD(M-1942風)・HIRONDELLE(M-1940風)
不勉強ゆえこのモデルの詳細は不明ですが、
おそらくは戦前の、1930~40年代頃のものと推察。
それは何もあてずっぽうではなくちゃんとふたつの根拠があるのです。
まずはその一つ。
大きな反射板(リフレクター)
まるで仏様の後光のようなこれは、実は熱を前方へ放射するための反射板。
つまりは暖房専用のアタッチメントであったのです。
実はこのストーブのヘッドパーツが欠品のためただいま汎用パーツを乗せておりますが、
本来にはこの部分に蓄熱性の高い鋳物などでできた暖房専用ヘッドがのっかり、
それがまっ赤に熱せられ出てきた遠赤外線を、この反射板で任意の方向へ集め送ることができる。
そういう仕組みになっていたのです。
で、前オーナー曰く、
「もともとの持ち主は、このストーブを子供の頃から家でずっと見てたと言っていた。」
とのことなのですが、この手の暖房が家庭用として一般的だったのが1920~50年代あたり。
だからまずはこれが一つ目の根拠。
ちなみに裏側はこんな感じ
さて、そして二つ目がこれ。
この奇妙な窪みのあるプレヒート皿(以下プレ皿)
最初は?でありましたが、以前ご紹介のプレライターを思い出し、
もしかして、こいつを突き立てる窪みか?
と、そう思ったものの、それでは形が合わないことに気づきしばしプレ皿を観察。
そして頭の中でここにアルコールを注ぎ火をつけてみると、
「最初は全体で炎が上がるが、最後は窪みの所からだけ炎が上がるな…」
ときづきました。
つまり…
こういうイメージですね。
あ!この光景ってアレと同じや!
そう前述のプレライターと全く同じ!
つまりこの変形プレ皿はプレライターの機能も兼ねていたというわけですね。
(実際機能するかどうかはまだ試しておりませんが)
そこで、その辺い辺りをつけていろいろ調べてみると、
1920~40年代あたりの古い製品に、この手の変形プレ皿が装着されており、
それ以降はほとんど見かけなくなったということががわかりました。
そんなわけで、以上のことからおそらくこのストーブは20~40年代の製品?
でも、20~30年代にしては状態が良すぎるので40年代頃のものではないかと推察したわけです。
本当は、当時の広告やカタログがあればもっとはっきりしたことがいえるのですが、
頼りの綱のブローランプ博士であるフランスの友人も、
「ごめん!ストーブはあまり詳しくは分からない。」
とのことで、ぐぬぬぬぬ…
まずはきれいに磨き上げて火を灯してみるか?
いや、磨かずこのままの方が味があってよいかな?
でもこっちはなにかを加工して暖房専用ヘッドを作ろう!
というわけで、目指すはこのスタイル!
(どことなくウルトラセブンの シャプレー星人を連想してしまう…)
ということでいつぞやの洗面所のごみ取りフィルターに登場願おう。
こいつは効果抜群だったからね♪
というわけで、現在店の洗面で使用中のこいつを回収。
この裏面の4本足が便利なんだよな~♪
で、この足を適当に曲げてトップカップに取り付けると…
ジャストフィット!
そしてカップをバーナートップにに乗せれば完成。
まるで純正品みたい♪
というわけで、こうなると実際に使用してみたくなってきたので、
時間があればこいつを整備して実際に使用してみたいと思います。