pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

お江戸@ハート幕末太陽傳の巻@俳優座劇場

2018-11-01 22:47:13 | 落語・講談

夭折の映画監督・川島雄三氏の生誕100周年を記念し、傑作喜劇映画「幕末太陽傳」の名シーン上映&トーク、映画ゆかりの落語を聴かせるという、スペシャル企画ということで、喬太郎師匠の「品川心中」と「文七元結」本寸法の日を選んで行ってきました。

「幕末太陽傳」という映画は昭和32年というので60年以上前の白黒作品。私は文化祭かなにかでちょこっと観たことがあるようなないような・・・程度でしたが、宝塚であの早霧せいなさんも主人公の佐平次をおやりになったとか。フランキー堺さんと早霧さん。。う~ん。。。。

この映画には、「居残り佐平次」「品川心中」「三枚起請」「お見立て」など、落語のエピソードが盛り込まれています。「品川心中」は、先日の落語心中3の最後に岡田将生くん演じる菊比古さんが生き生きと色っぽく語ったのを聴いたばかり落語心中の監修は喬太郎師匠なので、岡田くんの動きが喬太郎師匠に見えましたまあ色っぽいこと

私は、映画の時はたいがい最後列を選ぶのですが、今回はどんな感じの舞台なのかわからなかったので、2列目センターをとってしまい、映写部分は正直キツかったです落語にはベストポジションだったけれど、こういうのって難しいですね。「品川心中」は、先に映画で わか~いきゃわゆ~い左幸子さんとフランキー堺さんの実写版を見てしまった後に落語だったので、師匠はしきりに「やりにくいよ~」とおっしゃっていました。そりゃそうですよね、落語って、聴く人の頭の中で描くイメージで成り立っているものだから。進行役の寒空はだかさんとのトークは、幕末の英国公使館襲撃事件などの史実も交えてとっても面白かったです。なにげに寒空はだかさん好きだなあ

二日目の「文七元結」は、本寸法でも品川心中より短いせいか、進行役の活弁士の方が語る無声映画も上映されました。この方、39歳とのことでしたが、昔の映画が大好きとのことで、師匠とどんどん話が盛り上がって楽しかったです。この映画、文七元結の話ははたして出てくるのかな?今度DVD借りてみたと思います。

落語が終わると、出演のおふたりが野次喜多スタイルで劇場を抜け出して「幕末太陽傳」の幻のラストシーンを再現。その様子がスクリーンいっぱいに映し出されて大ウケでした。六本木の通行人の人たちはびっくりしただろうなハロウィンの日は一之輔師匠と白酒師匠だけど、どうなっちゃうんですかねハロウィンに野次喜多。。。

こんな↓おみやげいただいたので、さっそく猫のっけてみました