pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

銀河鉄道999〜GALAXY OPERA@明治座1階15列下手

2018-06-25 22:33:29 | ミュージアム

原作 松本零士
脚本 坪田文
演出 児玉明子
出演 
星野鉄郎 - 中川晃教
メーテル - ハルカ
機械伯爵 - 染谷俊之
リューズ - 矢沢洋子
クレア - 美山加恋
シャドウ - 雅原 慶
大山トチロー 入野自由
車掌役 - お宮の松
トチローの母/ 鉄郎の母 / プロメシューム(声)小野妃香里
アンタレス - 塚原大助
クイーン・エメラルダス - 凰稀かなめ
キャプテン・ハーロック - 平方元基

舞台は、銀河系の各惑星が銀河鉄道と呼ばれる宇宙空間を走る列車で結ばれた未来世界。宇宙の多くの裕福な人々は機械の身体に魂を移し替えて機械人間となり永遠の生を謳歌していたが、貧しい人々は機械の身体を手に入れることができず、機械化人の迫害の対象にされていた。そんな中、機械化人に母親を殺された主人公の星野鉄郎が無料で機械の身体をくれるという星を目指し、謎の美女メーテルとともに銀河鉄道999号に乗り込む。


めちゃくちゃ夏っぽくなった中、浜町へ。もちろん中川晃教くんの歌声が目当てだったので、明治座前にのぼりが上がっているのを見てちょっとうれしくなったりして。(志村けんさんのインパクト強すぎ)

お席についてから思ったのですが、実はこのお話、そんなに詳しくなかった。。。たぶんその前にヒットした「男おいどん」の漫画は読んでたんですけど。。あ、松本零士先生は少女マンガ雑誌にすっごく可愛い動物漫画も描いてたんですよ

 

なので、ちょっと不安に思いながら幕が開くのを待ちました。オープニングはラップ風に混沌とした未来社会の貧困層の心の叫び。鉄郎アッキーは、お母さんと一緒の時の嬉しそうな表情は、本当に10代の少年のようにキュート。のびやかで劇場を支配する歌声は、もう突き抜けていました。

・・・・が、しかし。原作をふわっとしかしらない私には、なんともわかりにくいというか。。。う~ん。。。一度しかみられないのでなんとも言えませんが、キャプテン・ハーロックが何故ヒーローなのか、機械伯爵がどういう方向で人間を狩っているのかが、いまひとつ。まあ、機械伯爵のほうは最後にちょっとわかる場面があるんですけど。。。

「銀河鉄道」なのに、鉄道で移動してる感があまりしなくて、車掌の役割も???でした。最後のアッキーの歌声で全てを受け入れる気持ちにはなりましたよ、うん。でも、アフタートークは残って聞こうかどうか迷いました。。

演出が好みっでなかったのかな。。。ちょっと残念。11月のコンサートとジャージーボーイズ再演に期待したいと思います。