pippiのおもちゃ箱

舞台大好き、落語大好き、映画大好き、小説大好き、猫大好き!なpippiのつれづれ日記です。

Big Fish がミュージカルに!

2016-03-14 16:30:18 | 観劇/コンサート

何気なく東宝HPを見たら、なんとBig Fishのミュージカル情報が!

2003年公開のこのティム・バートンの作品は、本当にうっとりするほど素晴らしく、まるで夢の世界を見ているような、奇想天外でありながらも何故か懐かしい気持ちにさせられる映画でした。映画館の上映が終わってからもDVDで繰り返し観ていたものです。回想シーンが華やかで日生劇場のミュージカルにはぴったりだと思います。早く2月にならないかな

ダニエル・ウォレスの原作には「父と息子の物語」という副題がついています。自分の人生を大きく語る父。成長するにつれ、それがだんだんうとましくなり、ホラ話だと決めつけて不和になる父と息子。でも、父に死期が迫った時、息子は父の真実に触れます。

父と母の出会いのシーンの美しさ、そして父の葬儀の日に次々と明らかになる事実。もう、涙が止まりませんでした。あの美しい映画を、白井晃さんがどう料理するのか、とても楽しみです!

そしてそして、息子ウィルはなんと浦井くん!パパが川平慈英さんでちょっと軽い?と一瞬思いましたが(映画では若き日の父はユアン・マクレガー、老いてからの父はアルバート・フィニー氏だったので)父の「自らの人生を巧みに語って聞く人を魅了するのが得意」というキャラにはぴったりかもしれないと思いました。

この作品、印象的なシーンがたくさんありますが、忘れられない場面がふたつあります。父が母にプロポーズする場面と、命がつきる最期の父と母の別れの場面。あんな風に出会ってあんな風にさよならができたら、もう何もいうことはないというぐらい素敵な場面です。

私も、もっと父の昔話をちゃんと聞いておけばよかったな。今からまたDVD借りに行って来ます!

追記

DVD観てたら、父エドワードのことは「社交性が服を着ているような人」と形容されてました。川平さんぴったりかも。久しぶりに観てまたまた涙腺決壊でした。ヘレナ・ボナム・カーターさんが素敵また、以前は意識しませんでしたが、チャーリーとチョコレート工場の濃ゆいメンバーもご出演でした。機会があったらぜひ!この映画みてください!またどっかの映画館でみたいなあ。。。