tea(ティー)
お茶はとても身近なものである。何か事があると言われるのは「まずはお茶を一杯」一息ついてからの意味。
お茶はいつでもどこでも飲むけれど、どこの国でもお茶の時間は特別。温かいお茶に、ぽろっとこぼれる本音…"read the tea leaves"は「未来を占う」の慣用表現。昔から、お茶やコーヒーで占いをしたのには、お茶の時間にその秘密があるに違いない。
お茶が嫌いな人はあまりいない。一杯のお茶にはかええがたいものがある。"one's cup of tea"は「お気に入り」
困り者なのは、茶漉しを通りぬける茶葉。"tea leaf"は 泥棒。それだけ、身近な存在なのか。これだけは勘弁願いたい。
"tea"でイメージするのはもちろん紅茶であろう。16世紀に東インド会社がオランダに持ち込んだのは、なんと日本の緑茶。オランダからフランス、イギリスへと伝わったのも、なんとなく不思議。紅茶イコールイギリスという固定概念があるからだろう。
元々コーヒーが主流であったイギリス。紅茶がもたらされた当初は、頭痛や胃弱などに効く、薬として飲まれていた。
イギリスといえば、ミルクティ。それまで薬と考えられていた紅茶は、ストレートで飲むのが当たり前であった。しかし、ポルトガルがら、チャールズⅡ世のもとにキャサリン妃がお輿入れした際、砂糖を入れて飲むことを教えた。そこに、ミルクを入れて飲むミルクティが生まれた。
「お茶には砂糖とミルク」これがイギリス流となったわけだが、18世紀のイギリスでは緑茶ブームが起きる。飲み方に度肝を抜かれる。なんと緑茶に、ミルクと砂糖を入れていたという。イギリス流?[a]
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ただし砂糖はあります。モロッコでお茶を頼んだら、紅茶のつもりが、緑茶にミントと砂糖でしたそれはそれは、仰天しました。
最終的にはなれましたが、モロッコ旅の初日、無事過ごせるかとても不安になりました。
私もロイヤルミルクティー大好きです。
これにはアールグレイが一番のお気に入りです。