Pan(パン)
スペインに限ったことではないが、ヨーロッパの、いや、やはりスペインのパンは、何を食べても美味しい。パンデリーヤ(パン屋)の前を通ると、入らずにはいられない。そして、安い。 主食のパンは、食べる前に買うのがふつうだ。パンを持っている人を見ると、これからご飯なのだなと、その人のお家の食卓を思い、なんだか嬉しくなる。家族で囲む食卓を想像させるスペインを、とてもいい国だと思う。
日本で米が身近な、無くてはならない国民食であるように、スペインのパンも、無くてはならないものである。
そのため、ことわざにも良く登場する。
Contigo pan y cebolla.
「あなたといられるなら貧しくとも構わない」と言う意味だが、cebollaはたまねぎのこと。パンとたまねぎさえあればやっていかれるらしい。
Todos los duelos con pan son menos.
「苦労もパンがあればたいした事はない」それはもう、スペインのパンであれば納得できる。
menea la cola el can, no por ti, sino por el pan.
「犬が尾を振るのは、パンにであって、君にではない」これも妙に納得してしまう。
Muerto al hoyo y el vivo al bollo.
『死んだものは墓へ、生きているものはパンへ」死者は墓へ行きなさい、生きているものは、どんなに悲しんでも使者を葬った後は食事のために還ってくるということらしい。(bolloはカステラみたいなパン、もしくは小さなパンのこと)
どれをとっても、パンが日本人の米に相当していることが伺える。スペインの美味しいパンを携えて、夢を叶える旅に出たら、どんな試練も乗り越えられそうだ。[a]
参考文献:『REFANERO ESPANOL スペインの諺辞典(2)』
Bernardo villasanz/新井藍子
美味しいパンを食べて、笑顔になろう。
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一番最後の諺、いかにもラテンでカトリックの国の感覚だなあと思います。食を大切にする国ならではですよね。プロテスタントの国ではこういう諺は存在しない気がします。(よく調べもしないで勝手なことを言っていますので、ご了承を
ボカディージョ用のカリッカリのバゲッドも美味しいですが、私はやはり朝にカフェ・コン・レーチェと一緒に食べる菓子パンに目がありません。←糖尿病まっしぐら??
それから、スペインのパンではありませんが、以前aoiさんも書かれていたカイザーのオリーブパン。地中海のパンの味が懐かしくなったら、やはり私もこのパンです。
私も朝は、柔らかめ。ハイジの白パンにオリーブオイルかけて食べるのが一番好きです。
カイザーのパン!大好きです。麻布の本店で紙袋一杯買ったのが懐かしいです支店がだいぶ増えましたね。
私はついついオリーブオイルをつけながら食べてしまいますが(ワインのつまみ)、一般家庭ではどんな食べ方が普通なんでしょう?
ついつい食べてしまいますよね。
一般家庭ではどうなんでしょうね?
聞いてみようっと!
美味しいのですね。
食べてみたいけれどこればっかりは、行かないと食べれませんものね。
行けたら良いなーー
これは聖書の教えですが、
このことばには『パンも必要だ!』
と言う意味が含まれています。アーメン。
ちなみに僕は日本人でプロテスタントです。
さらさの子どもと「ウナ パラカロ~」とパンを買いに行ったことを良く思い出します。
そのパンも、もちろん朝のうちに平らげてしまいました(笑)
とても有名な言葉ですが、その深い意味合いを知るものは少ないでしょう。私を含めて。
地球散歩周辺は、読者も書き手もヨーロッパ族が多いので、どうしても普段見聞きするものは、カトリック的かと思います。
どうか又、散歩してきてくださいね!プロテスタント的な考えも教えてくださいね!
スペインでは、食事の時左手でパンを持って
ソースをつけたり、お皿に残ったものを
寄せたりしながら、皆さん上手に食べます。
オリーブオイルをつけたり、パテと共に、
ガーリック+トマト+オリーブオイルのパン・コン・トマテ、チーズ、生ハムなどと一緒に。
カナッペやピンチョスでいろいろなものを
載せて食べます。
パン・コン・トマテ!
ああああ、食べたいです。
peqeさんにも聞いてみたので、それも後で載せたいと思います!