地球散歩

地球は広いようで狭い。言葉は違うようで似ている。人生は長いようで短い。一度しかない人生面白おかしく歩いてしまおう。

チーズ

2009-07-24 00:00:00 | スペイン語

 Queso(ケソ)

 Queseria(ケセリア)と言えばチーズ屋さん。メルカード(市場)で、大きなチーズの塊が積み上げられているのは、圧巻である。
 どれもこれも食べてみたい私は、真空パックになっている、お試しセットをスーパーで買う。だいたい5種類ぐらい入っている。
 できれば、大きな塊から「これを1キロください」なんて言ってみたいものだが、チーズだけで何十キロも買ってしまいそうなので、黙ってニタニタ笑いながら、店の前で見ている。
 スペインは実にチーズ造りに適した土地である。チーズの原料となる動物たちが住みやすい土地なのだ。
 スペインはメリノウールで、一時代を築いたが、羊はチーズももたらした。さらに、絶壁や岩場などをものともしない山羊にとっては天国。
 気候も文化も北部、中央部、南部で、まったく違うと言ってもいいスペインでは、数えきれないくらいのチーズが生まれた。
 北部の湿度の高い地域では洞窟や、山中で熟成させたブルーチーズが豊富。
 おまけにワインの国である。ワインと言えばチーズ。スペインには、赤ワインに漬けたチーズもある。
 バルのカウンターでつまみに始まり、ボカディージョ
サンドイッチ)、ドルセ(デザート)に至るまで、チーズづくしでも、おそらくいやになることはないであろう。それほど、見た目も、触感、味も様々である。
 スペインの昼食と言えば、フルコース(メヌ)が有名である。マドリードの小さなバルで、絶品チーズデザートの店がある。
 メヌにタルタ・デ・ケソ(チーズケーキ)や、フラン・デ・ケソ(チーズプリン)を出す店は、10ユーロ以下の店ではほとんどない。その昔、一度食べそこなってから、同じ店に何度も通ったことがあるが、最初の一回目に聞き間違ったのかと思いたくなるぐらい、出てこない。
 だから、フラン・デ・ケソが得意料理のこの店を発見した時は、食べるのが惜しいような、続けて3個くらい食べたいような、お宝を発見した気持ちになったものである。
 スペインチーズは、どれも大好きだが、私が好きなのはマラガあたりで作られているカブラ。アンダルシアの血が騒ぐのか、カブラと言う名の町で、いつの日か心行くまでケソ・デ・カブラを食べるのが夢である
 今度スペインに行ったら食べたいのが、
ケソ・ティティジャ。おっぱいチーズという、名前の通りの形と、ふんわりとした味を楽しめるという。
 スペインチーズについては、スペインのおいしい食卓からに、記事が満載なので、堪能してもらいたい。このブログをつまみにワインが飲める。[a]

 

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4 コメント

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スペインでチーズといえば (yuu)
2009-07-25 18:27:47
ワイン、そして生ハムが絶っっっ対に
欠かせませんよね(笑)
ああ、また食べに行きたいです~~~♪
いつか一緒に行こうネ^^
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yuuさん ()
2009-07-28 15:36:33
絶対に、外せません(笑)
ええ、いつの日か!!
ああ、妄想で旅ができますねえ。
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Unknown (タヌ子)
2009-07-30 07:26:54
ヨーロッパのチーズの種類の多さには驚かされ素よね。
赤ワインの美味しい国はチーズも美味しい。
チーズは胃に幕を張り、胃壁の過度のアルコールの浸透を防いでくれるといいますが、鱈腹飲んだ後にチーズを食べても意味があるのかなぁと思いつつ、食後のチーズは欠かせない私です。
フラン・デ・ケソを是非一度食べてみたい!
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タヌ子さん ()
2009-07-30 10:45:24
良くも考えたり!と思いますよね。
というか、気がついたらいろいろ出来ちゃっていたのでしょうか?(笑)
私も飲んだ後に食べた派。
フラン・デ・ケソ…ああ、魔法にかけられそうな言葉です。
いつヨーロッパに舞い戻れるのかしら…
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