ラニーニャの影響による全世界的な異常気象と時を同じくし、日本では寒波到来。豪雪地帯以外でも、大雪による被害が多数見られたこの冬。新潟生活初心者の私は、早速、厳しい雪国の冬の洗礼を受けることとなった。
テレビニュースでよく目にする、雪壁に囲まれた辺り一面真っ白の風景は、同じ新潟県でも上越・中越地方の雪景色。下越の新潟市内は、雪が降ることはあっても、さほど積もることはないと聞いていた。ところが今年の冬は、新潟市内にも例外なく雪は降り積もった。
どの家の軒下も、日本海側の水分を多く含んだ雪が大人の身長と同じくらいに積み上げられ、厚い雲に覆われた空の下、その雪は溶けることなく日に日に氷へと変わっていく。除雪車や融雪車が通る大きな道路はまだ良いが、家の前の路地や歩道に残った雪は、日に日に体積を増していった。
外に出れば、そこはアイスリンク状態。普通に歩くこともままならなかった。
その頃からよく目にするようになったのが、店先にずらっと雨靴を並べた靴屋の光景。デパートにあるような、どんなお洒落な靴屋でも、一番に目に飛び込んでくるのはゴム長靴。街中を見渡せば、流行のファッションに身を固めた人やスーツ姿の若い女性も、足下を見れば長靴姿。防水の意味もさることながら、滑り対策としても有効なのだという。
雪国ならではの「ファッション事情」に当初は驚いたものの、足元が覚束ず、外出もままならない自分の状況を鑑み、私もいよいよ長靴を購入する決意をした。「なんと大袈裟な」、と思うかもしれないが、お洒落大好きな私にとって、どんなに全身を格好良く決めても、足下が締まらなければ全てが台無し。
しかし、さすがは雪国!遠めに見ればブーツにしか見えないようなお洒落な雨靴が充実していること!首都圏でも、何年も前から、梅雨を楽しもうという意識からお洒落雨靴が流通していることはもちろん知っていたが、その頃は、自分の生活に必須のアイテムになろうとは思ってもいなかった。
この数週間は、寒も緩み、垂れ込めた鉛色の空や真っ白な雪化粧の世界からも、ようやく解放されつつある。
誰もが、厳しい冬の後に迎える、ペールトーンに彩られた穏やかな春の風景には心癒されるものだが、雪国に居ると尚更、色彩のある風景がありがたいものだと感じさせられる。春の空気を孕んだ風が白一色の世界を浚い、一分一秒ごとに生命の息吹を感じられる日の来るのが、今か今かと待ち遠しい。(m)
写真は我が家のにゃんこ 雪国のペットショップでは、寒さ対策のキャット・ハウスも充実しています。
ところで、キャットハウス、なんとまあ、暖かそうなこと!見るだけでも温まる思いがします。
キャットハウス、ふたつあるにも関わらず、二匹で無理やりひとつに入ることが多く、あったかいを通り越して暑そうな時も。
ところで今日は、「にゃんにゃんにゃん(222)」で「猫の日」です!
二匹一緒が何よりです。
それにしてもお洒落な柄のキャットハウスですね~。我が家にはないので売り場をよく見たことがないのですが、広告などで見た限りでは無地だったような・・。
新潟のペットショップに行ってみたい!
実はキャットハウスのことで、うっかり書き忘れたことが。
新潟関川村名産品の「猫ちぐら」についてです。
http://www.nekochigura.com/price/price.html
藁を編んで作ったキャットハウスです。
他の場所のペットショップでは、猫用のものは、ハウス型よりもマット型が多いような気がするのですが、寒い場所では全体を覆って蓄熱する、この写真のタイプが多いみたいですね。
ちなみに、(ご存知の通り)ヒョウ柄はmitraの趣味です(笑)。ヒョウ柄に囲まれてねるトラ猫の図です。
無事にお過ごしですかぁ~!?
わたしも長靴手放せません(笑)
最近は天気も良かったので、雪もすっかり溶けてしまいました。…が、また来週は雪みたいですね(涙)
お互い滑らないように注意しましょう。