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路上運転(路上練習に限らない)していると、
緊急自動車に出くわすことがあります。
1番多いのは断然「救急車」、
2番目が「消防車」、
3番目が「白バイ」といった印象でしょうか。
まれに、ガス会社の車がサイレンを鳴らしているのを見ることもあります。
そう言えば、
緊急走行中の「パトカー」には何年も出くわしたことがないよう気がします。
ところで、これら緊急車(白バイを除く)の運転を見ていて常に思うのは、
皆、「運転が上手」ということ。
プロだから当然のことで、いささか非礼な物言いではありますが、
「ただスピードを出して走る」のとは違うのですよ。
どの車線を走るべきか(まれに対向車線を走ることも)の判断とか、
車の間をすり抜けていく際の車両感覚とか、
赤信号の交差点を通過するときどこに注意しているかとか、
右左折における減速とハンドルと加速のタイミングとか、
歩行者や自転車への配慮とか、
そして、特に救急車は、乗っている人に余計なGを掛けないとか、
言ってみれば、「基本を極めた運転」なのです。
でかい音を立てて馬鹿みたいなスピードを出してみたり、
公道でドリフト走行をやらかしてみたり、
そういうのは「運転が上手」とは言わないですよね。
さすが、プロの運転は“格”が違う、とつくづく思う次第。
そのまま真似してはいけないこともありますが、
参考にもなりそうなことが多いので、
緊急車の運転をよく観察しておくとよいですよ。
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