Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「学校」か「教室」か

2016-04-10 15:58:38 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

一般的な小学校や中学校の場合、
「学校」は、建物全体やその敷地を、
あるいは、「今年から学校だね」のように、
学齢であることを示す言葉である一方、
「教室」は、建物の一区画を示すものです。

では、
「英会話学校」や「英会話教室」の場合、
そのような区別はあるでしょうか。

イメージ的には、
「英会話学校」は大規模で組織的なもの、
「英会話教室」は小ぢんまりした家庭的なもの、
のように感じますが、
特に法律で定められているわけではないので、
「学校」と称するか、「教室」と称するかは
“経営者の好み”と言えるでしょう。

でも、字義を考えてみれば、
「学校」は「学ぶ場所」であり、
「教室」は「教える場所」であるわけで、
生徒を主体と見るか、教師を主体と見るか、
が異なるはずです。

それも含めて“経営者の好み”なわけですが、
学校であれ教室であれ、そこへ通う生徒としては、
「教えてもらう」よりは「学びとる」つもりでなければ
効果は半減してしまうのではないでしょうか。

翻って、自動車教習の場合、
「教習」という言葉には
「教える」と「習う」の両面の意味が含まれていますが、
やはり、教習生には、
「受動的に教わる」のでなく「能動的に習う」つもりで
通ってほしいと思います。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜ減速できていないと内輪差で脱輪するのか

2016-04-08 15:29:32 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

安っぽい書籍の広告みたいなタイトルですが、
内輪差で脱輪するのは、
ハンドルの操作ミスと思いきや、
実は、減速不足が原因だったりするのです。

もちろん、直接的な原因としては、
ハンドルを切るタイミングが早すぎたから
縁石に載り上げるわけで、
そう考えれば、
「車の走る速度が遅すぎたから」とも思われがちですが、
これまた、さに非ず。

よくよく考えてみれば、
車がゆっくり走っていれば、
ハンドルを切るタイミングは計りやすくなります。
車の走る速度が速いからこそ、
ドライバーが慌ててハンドルを切ってしまうのです。

左折でも、右折でも、カーブでも、
「ハンドルを回す所の5m手前で減速完了」が基本でした。
そして、
「ひと呼吸置いてからハンドルを回し始める」という“ため”も重要でした。

これを意識してしっかり減速するようにすれば、
ハンドルを切るタイミングが計りやすくなり、
さらには、
「内輪差があること自体を失念していた」(これも意外に多い脱輪原因です)
ということも防げ、
内輪差で脱輪することが少なくなるのではないでしょうか。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーブの出口を見ない

2016-04-06 17:58:27 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

カーブに入ったらハンドルを回しますが、
その時に、カーブの出口を見てしまう人がいますね。
曰く、
「教本に『カーブは出口を見て曲がる』と書いてあるから」とのこと。

いやいや、それは
“カーブの中”での目線の持って行き方についてですよ。
“カーブの入り口”で出口を見てしまうと、ハンドルがうまく回せないはずです。
あるいは、
カーブ(道)を見ないでハンドルを回しているのでしょうか。

このブログで何度も書いているように、
カーブでのハンドルは、カーブラインを目でなぞりながら回します。
カーブが曲がれるだけのハンドルを回したら、
そこで初めて、出口を見る話になるのです。

そして、出口を見たら、アクセルを踏んで
(「前見て加速!」ですね)
ハンドルを戻しながらカーブを出て行ってください。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

左カーブでの「10時10分」と右カーブでの「10時10分」

2016-04-04 18:29:32 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

ハンドルの持ち方の基本は「10時10分」と言われます。
そして、この「10時10分」は、
カーブの中でも、できるだけ保つようにしてください。
もちろんカーブではハンドルを回しますから、
ハンドルを持ち替えて、カーブ内で「10時10分」の形にすることになります。

ところが、左カーブ(教習所コースの内周)では
基本的な「10時10分の繰り返し」で持ち替えれば良いのですが、
右カーブ(教習所コースの外周)でそれをやろうとすると
ハンドルを切り過ぎてしまいます。
そこで、右カーブでは、
カーブラインに合わせてハンドルを回し
(本来は左カーブでもそうするべきですが)、
カーブを曲がれる位置でハンドルを固定したら、
その状態で「10時10分」に握り直さなければなりません。

落ち着いて考えてみれば、
内周と外周とではR(カーブ半径)が異なるのですから、
ハンドルの回し加減が異なるのも当然のことです。

カーブ内では「10時10分に固定」が基本ですが、
そこにいたるまでのハンドルの回し方は、
左カーブと右カーブとで違いますし、
そもそも、カーブのRによって違うということは、
今さらの話ですが、忘れないでいてください。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コンクリートの主材料はセメントではない

2016-04-02 15:48:02 | Weblog

←※投票よろしくお願いします!

我々のような素人は、
コンクリートは、セメントを固めて造るものと思いがちですが、
そうではなく、砂利や砂などが主材料なのだそうです。
セメントは、それら骨材を接着するものでしかありません。

そう言えば、映画フィルムを手編集する際に
フィルムの切り貼りに使う接着剤も「セメント」と呼んでましたっけ。
(「手編集」って今の人にはイメージできないでしょうけど)

さて、自動車運転の教習も、主体は教習生。
教習生自身の、
硬度や、粒子の粗密や、あるいは色とかによって、
でき上がりは異なってくるものです。

指導員は、その“骨材”を固める“セメント”に過ぎないことを
肝に銘じておかなければならないでしょう。

また同時に、教習生にも、
自分自身が建物を造る骨材であることを自覚して
教習に臨んでいただきたいところです。

ちなみに、コンクリートが経時変化で歪みを生じるのを
「クリープ現象」と呼ぶらしいですが、
もちろん、AT車に特有の現象とは関係ありません。


※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
 ↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする