Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

ハンドルの正しい持ち替え

2010-07-10 19:50:25 | Weblog

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パイロットアカデミーでは、
極力、ハンドルを意識しないで運転するよう、教えています。
ハンドルで車を操縦しようとすると、
どうしても、ハンドルやボンネットやすぐ目の前の道しか見えず、
結果、ふらついたり、周囲の状況が分からなくなったりします。

でも、教習を始めたばかりの人には、
ハンドルの持ち替えを徹底的に練習してもらっています。
「10時10分」に持つのを基本型にして、
「ハンドルを回したら、やはり10時10分に持ち替える」
というのを繰り返します。
この練習を、飽きるほど、やります。
そして、ハンドルをいっぱい回す場面(左折やクランクなど)で、
持ち替えが正しくできていない教習生には、厳しく指摘します。

「ハンドルを意識するな」と言いながら、
一方で「ハンドルを正しく持ち替えよ」と言うのは、
矛盾するように思えるかも知れません。
しかし、正しい持ち替え方は、
ハンドルを自然に回すのに最も適した形なのです。
逆に、ハンドルの持ち替えが正しくないと、
ハンドルが足りなくて切り足すことになったり、
持ち替えに時間が掛かってしまったり、
つまり、ハンドルを意識してしまうことにつながります。

ハンドルの正しい持ち替えを身に付けて、
特に意識せずとも、
ハンドルを思い通りに操作できるようになってください。


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技能教本を読みましたか?

2010-07-08 18:37:25 | Weblog

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学科教本を読まない人は、あまりいないでしょう。
「問題集だけで充分」と言う意見もあるにはあります。
確かに、問題集丸々1冊すべて完璧に正答できるようにしておけば、
試験に合格できるだけの知識は得られますが、
それでも、“学科教本不要論者”は少数派と言えるでしょう。

それは、学科教本によって全体構成を理解しておくのが
知識を整理する早道だからです。
まず枠組みを覚えて、各ボックスの中身は問題集で確認していく、
という方法が、知識の定着を図るのに適しているのです。

さらに、学科教本の全編を通して読むことで、
「法規走行とはどういうことか」を肌で感じ取れる、
というのも重要なことです。
この域に達せれば、
問題文の細かい言い回しなんかに戸惑うこともなくなるはずです。

ところが、技能教本の方は、
読まない人も珍しくないようです。

実技に関しても、学科の知識と同様に、
全体構成を理解しておくと、身に付くのが早いのです。
まず枠組みを覚えて、各ボックスの中身は練習で埋めていく、
という方法が、実技についても効率的なのです。

また、技能教本の全編を通して読むことで、
「車を運転するとはどういうことか」も掴めてきます。
これこそが最も大事なことかも知れません。
この認識なしにテクニックだけに頼った練習をしていると、
ともすると、「車に運転させられる」状態に陥ったりします。

当たり前のことですが、
技能教本には大事な事がすべて書かれています。
教本を読んだだけで理解したつもりになってはいけませんが、
読まないというのも勧められることではありません。


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Uターンでなくても転回です

2010-07-06 23:54:54 | Weblog

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「転回禁止」の標識を、
「ユーターン禁止」と呼ぶ人は多いですね。
そんな図柄ですので無理もありませんし、
実際に、転回は「U」の字に車を動かすのが通常ですから、
そう呼んでも特に問題があるわけではありません。

ただ、学科試験を受ける人は、
知識として、やはり「転回禁止」と覚えてください。

というのも、
反対車線の車を通過させるために一時停止と再発進を繰り返した場合や、
1回で回りきれずに“切り返し”をした場合といった、
厳密には「U」の字に車を動かしていなくても、
「同一道路において車両の進行方向を逆に転ずるための一連の行為」であれば
「転回」と呼ぶに違いないからです。

ついでに言えば、
その行為を開始した時点で“転回行為”は始まっているとみなされ、
それが「転回禁止」の場所だったならば、
仮に進行方向を転じ終えていなくても、違反ということになります。
特に「指定方向外進行禁止」の標識のある交差点で、
白バイやPCがこの違反を捕まえるために網を張っていることがありますので、
注意しましょう。


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左折車を右から追い抜くとき

2010-07-04 23:55:15 | Weblog

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左折する際、
ハンドルをいったん右に傾けてから左に回し始める人は多いですね。

勢いを付けてから左にいっぱい回そうと思ってでしょうか。
それとも内輪差を意識しすぎてでしょうか。
あるいは、あまり意味無く、ただのクセでしょうか。
どうであれ、車体の頭を振るのは危険ですから、
試験を受けようとしている皆さんは、
こんなハンドル操作は絶対にやらないでください。

でも、すでに免許を受けている人だって
そんなハンドルを取ることが、実はそんなに珍しくありません。
交差点やお店の入り口で左折する時に、
いったん右にふくらんでから曲がっていく車をよく見かけたりします。

ですから、自分が第2車線を走行している時も、
左折車がこちらへ寄ってくるかも知れないことを想定して、
充分な間隔をあけたり、場合によっては徐行したりしてください。


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連続右折するときは右側車線を走行して“も”良い

2010-07-02 23:13:15 | Weblog

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交差点を曲がった直後にまた右左折するときは、
ハンドルを戻しながら、すぐに寄せ始めておいてください。

通常なら一番左の通行帯を走行するのが基本ですが、
次に右折することが分かっているときは、
初めから一番右の通行帯を走っても構いません。
律儀にいったん左側の通行帯に入ってから車線変更する必要はありません。

警察庁が公開している『採点基準』によれば、
路上では「概ね500m以内」、所内では「概ね50m以内」に右折する場合には
このやり方が許されています。
試験官から「すぐにまた右に曲がる」と案内されたら、迷わず、
右の通行帯に向かって行きましょう。

しかし、そういう練習をずっとしていると、
「左車線に入ってはいけない」と思い込んでしまう教習生もいますね。
でも、すぐに右折するからと言って、
左側の通行帯を走ってはいけないことも無いのですよ。
ただ、30m手前で右に寄っておかなければならないので、
短い距離で車線変更するのが大変だというだけの話なのです。

「右に曲がるのに左に入ってしまった!」ということに慌てて、
確認なしでハンドルを取ったり、車体をふらつかせたりすると、
減点され、場合によっては試験中止となってしまうことすらあります。
落ち着いて車線変更すれば良いのですから、
まず速度を落として、周囲の安全を確認することから始めてください。


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