Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

カーブでハンドルを切る量

2009-01-10 20:13:19 | Weblog

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こういう教習方法はあまり気が進まないのですが、
どうしてもコツがつかめない教習生に対しては、
(あるいは速習せざるを得ない事情が有る場合には)
「カーブでハンドルを回す量」を教えてしまうことがあります。

内周コースのカーブ(左カーブ)では「概ね4分の3回転」、
外周コースのカーブ(右カーブ)では「概ね半回転」を目安に
ハンドルを回してみてください。
それぞれのコーナーは、微妙にアール(半径)が異なりますが、
まあ、そこが「概ね」のニュアンスと理解してもらえれば良いでしょう。
この目安と、一昨日に書いた「ハンドル切り始めポイント」との併せ技で、
教習所や試験場のカーブならさほど苦も無く曲がれてしまうと思います。

しかし!
こんなのは小手先のテクニックでしかないので、
教習所や試験場の中でならともかく、路上では絶対に通用しません。
所内で練習しているのは(あるいは試験場で仮免許の試験を受けるのは)
路上を走るためであるという本質を忘れないでいてください。
それに、ドライバーが見ているのが“車体”や“ハンドル”であるのは、
やはりナンセンスと言わざるを得ません。
ドライバーは“道”を見て運転するべきなのですから。

そのことを強く認識した上で、
上に書いた目安はあくまで“目安”として覚えておいてください。


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カーブでのハンドル切り始めポイント

2009-01-08 23:57:08 | Weblog

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本当は、目標を用いた運転はあまり好ましくないのですが、
周回カーブでは、
「車体(ボンネット)の先が少しだけラインからはみ出して見える所」で
ハンドルを切り始めるとうまく曲がれていきます。
ここでいう「ライン」とは、
内周のカーブであれば「センターライン」を、
外周のカーブであれば「外側縁石のライン」を、
指しています。

そのラインの曲がり具合に合わせて自分の車体を誘導するように
ハンドルを回していくわけです。
その時のドライバーの目線は、
ラインをなぞるようにカーブに沿って、
前へ前へと移していくことになります。

ただ、ハンドルに頼りすぎた運転はしないでください。
車の運転の基本は、やはり「加減速」にあります。

カーブ手前のうちに充分減速しておくこと。
そして、カーブの出口が近づいたら「前見て加速!」

ハンドルをどこでどう回すかよりも、
本当はこういったことのほうが大事なんですけどね。


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交差点進入後は信号を気にしない

2009-01-06 23:56:33 | Weblog

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交差点を通過している最中に信号が変わりそうになって、
慌ててしまうドライバーをよく見かけますが、
別に、信号が青のうちに交差点を通過し終えなくても特に問題は無いのですよ。

交差点に進入する際には信号をきちんと見ましょう。(当たり前ですが)
また、交差点の先へ進めそうにない場合は
交差点に進入してはいけません。(これも当たり前でしょうか)
でもこれらは、交差点に進入する“前”の注意事項です。

一旦交差点に進入してしまったら、もう信号を見る必要はありません。
その後に信号が変わろうとも、
落ち着いて(でも速やかに)、交差点から出て行けば良いのです。


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「節句働き」と狭い道での無茶な運転

2009-01-04 11:13:25 | Weblog

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正月でも仕事に追われている人がいますね。

このブログの読者の中には、
本当に正月返上で仕事された方もいらっしゃるでしょうが、
一般的な“普通の日本人の正月”の話ですので、
どうかお気を悪くなさらないでください。
※かく言うパイロットアカデミーも1月2日から仕事を始めましたけど。

さて、他の人がのんびりしている時に自分だけ仕事をしていると、
何か仕事が捗るような気がしますが、それは錯覚です。
普通の人は、正月を休むために、年末に忙しい思いをしていたはずです。
正月を忙しくしているのは、年末に頑張らなかった分の皺寄せと言えるでしょう。
結局トータルでの仕事量は同じぐらいだったりします。

正月早々お説教くさくなってしまいましたが、
ここで、運転の話題に。

住宅街や商店街で歩行者が多い道をスピードを出して通り抜ける車があります。
混雑している所を縫うようにすり抜けて行くと、
車が速く走っているような気がしますが、これもまた、錯覚なのです。
そんな狭い道でスピードを出したところで、どれだけ到着が早まると言うのでしょう。
むしろ幹線道路でしっかりスピードを上げた方がよほど効率的なはずです。

狭い道で無茶な運転をする車を見ると、
そんなわけで、「節句働き」という言葉を連想してしまいます。


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酒に、スピードに、自分に、酔うな。

2009-01-02 19:58:23 | Weblog

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あけましておめでとうございます。

新年ですので、座右銘として、
「酒に酔うな。スピードに酔うな。自分に酔うな。」
という言葉を贈っておきましょう。

「酒」は今さら言うまでもないですが、
「スピード」に酔う人も少なくありませんね。
確かに自動車に乗るのはそもそも高速移動が目的ですから、
安全な所では、スピードは出します。出すべきです。
しかし、その裏返しで、危険な場面では減速しなければなりません。
その感覚が鈍ってくるのが「スピードに酔う」という状態です。
そうならないように、程よい緊張感を保って運転してください。

また、長年運転していると、
自分の運転テクニックが上達したように思えてきます。
事実、いろいろな事象に対して戸惑わずに対処できるようになったのでしょうが、
(それはそれで大事なことなのですけど)
それに過信してはいけません。
他の車やドライバーを見下したような言動が出てきたら危険信号です。
常に謙虚な気持ちを持って運転してください。

これら3つに共通するキーワードは「自制心」でしょうか。
自分を見失うことなく、安全運転を心がけたいものです。

では、今年もよろしくお願いいたします。


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